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ミツマタ群生地 九重町 [九重町周辺の観光&グルメ]

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大分観光へ出かけて、九重町にある「ミツマタ群生地」へ向かいました。白イノシシ家族がいる宝八幡宮や龍門の滝方面を目指して進み、途中から林道へ。進む途中に道案内の幟が出してあるので、迷わずに到着しました。〈訪問日2019年4月〉
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のどかな山里風景が広がる野倉地区は平家の里と呼ばれています。今から約800年前の1185年、壇ノ浦(山口県下関市)で源平最後の合戦「壇ノ浦の戦」がありました。戦いに敗れた平家の一部が平家山(標高1023メートル)の麓で、ひっそりと隠れ住んだ地がこの野倉地区です。
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〈ミツマタ鑑賞受付〉 2019年は3月16日~4月21日まで「野倉の里ミツマタの森 幸草(さきくさ)のお花見会が開催されました。ミツマタ群生地へ向かう入口に受付が設けられて、維持管理協力金は1人300円です。集落内の駐車場へ車をとめて、歩いて向かいます。
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入口から群生地までは約800メートル、徒歩15分ほどになります。道は整備されて歩きやすく、木のベンチを設置してある所も。山道を登っていくと、群生地に到着しました。
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山の斜面の杉林に薄い黄色の花がたくさん見えて、群生地は約5ヘクタールの広さがあるそう。道の先や下側の斜面にも咲いています。開花時期は3月~4月のようですが、訪れた時期は見頃を過ぎている様子で全体的に白っぽくなっていました。〈撮影日2019年4月13日〉
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枝が3つに分かれている特徴がミツマタの名前の由来です。繊維質の強い樹皮は良質な紙の原料と知られて、和紙や紙幣などに使われています。
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まだ黄色の花もあり、空に向かってのびる姿は幻想的な感じですね。杉林の間伐を進めたところ、ミツマタが段々と増えて、今では九州最大級の群生地になったそうですよ。見頃の時期は県内外から見物客が訪れて賑わっています。
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〈ミツバツツジ〉 林道を戻っている途中で三葉躑躅(みつばつつじ)を見つけました。枝先につける3枚の葉が菱形で、花が可憐な感じです。自然豊かな野倉の里を満喫できました。

ミツマタ群生地 大分県玖珠郡九重町松木 野倉の里

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