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湯の児温泉を散策しました [熊本の温泉]

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熊本県芦北町の芦北うたせ直売食堂えび庵でランチをとった後は水俣市へ向かいました。水俣市は熊本県の最南端に位置し、温泉地は湯の児温泉と湯の鶴温泉があります。JR九州新幹線・肥薩オレンジ鉄道の水俣駅より車で約15分、不知火海(八代海)に面した湯の児温泉へ。
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〈中村温泉と福田共同浴場〉 宿泊施設が数軒と日帰りの温泉施設が建ち、家族湯(貸切風呂)の施設もあります。〈訪問日2019年10月〉
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2015年に閉館した山海館の建物も残っています。営業していた頃に温泉を利用しましたが、長さ約50mの洞窟風呂が楽しく、木造5階建て「磯館」は趣にあふれた造りでした。
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温泉街を散策していると猫を数匹見かけて、2匹は人懐っこく寄ってきました。色々な温泉地で猫たちに出会いますが、こちらの猫さんたちも可愛いですね。
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次は橋を渡り、島全体が公園になった「湯の児島公園」へ向かいます。湯の児温泉は傷ついた一匹の大海亀により発見されたと伝えられ、以前は亀の湯温泉とも呼ばれていたそう。渚に湧き出る温泉を小舟に溜めて入浴を楽しんだのが湯の児温泉の始まりです。
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波打ち際の遊歩道を久しぶりに歩きましたが、以前より整備されて道幅が広くなったと思います。温泉の由来から公園内には海亀のオブジェが点在。
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〈願掛け亀〉壷を目がけてお賽銭を投げ入れます。簡単そうですが、なかなか難しいですよ。海亀のオブジェも以前より増えていますね。
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岩を組み合わせて造ったような海亀もいましたよ。訪れた日は青空が広がり、海沿いの散策は気分爽快でした。
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今はもう利用出来ませんが、廃業された旅館の浴場が外来入浴出来る時期がありました。湯口は温泉の析出物がびっしりと付いて、掛け流しの良い湯でした。古くからある温泉が閉鎖されていくニュースを耳にする機会が多くなり、ここも残念です。長い間、お世話になりました。




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