雲仙温泉の共同浴場 [長崎の温泉]
長崎県・島原半島のほぼ中央に位置する雲仙(うんぜん)は、古くから温泉地として栄えてきました。雲仙温泉には大小の旅館が建ち、外来入浴を受付している宿もあります。地元の方に長く親しまれている共同浴場も点在し、温泉巡りも楽しいですよ。
湯快リゾート雲仙東洋館近く、「湯の里温泉共同浴場」(だんきゅう風呂)に向かいました。雲仙温泉の共同浴場で最も歴史が古く、らっきょう(地元の方言:だんきゅう)漬の樽を浴槽に使っていたことが名前の由来だそう。レトロな脱衣場や浴場は相変わらず良い雰囲気ですね。
シンプルな浴場には楕円形の深い浴槽が1つ、浴槽内の縁は座って浸かれるようになっています。白濁した湯は玉子臭たっぷり、白い湯の華が舞っています。営業時間 9:00~22:00、定休日 火曜日、入浴料金 200円〈利用日2020年1月〉
続いて2軒目の「雲仙新湯温泉館」は、ゆやど雲仙新湯や雲仙宮崎旅館近くに建っています。こちらも素朴な雰囲気で観光途中の、ひとっ風呂に嬉しい入浴料金です。
以前利用しましたが、少し熱めの湯が満ちて、飲泉は酸っぱさを感じました。営業時間 9:00~23:00、定休日 水曜日、入浴料金 100円
雲仙温泉の中で一番渋い温泉といえば、「別所共同浴場」でしょう。建物向かって左側の入口が男性浴場、右側が女性浴場になり、どちらも鄙びた雰囲気たっぷりです。
こちらは白濁はしていなくて透明、ちょうど良い温度でした。久しぶりに訪れましたが、利用出来て嬉しいです。営業時間 9:00~22:00、定休日 不定休、入浴料金 100円
おしどりの池近くに別所共同浴場があり、宿泊したホテルから景色を眺めました。温泉街や雲仙地獄の散策など、楽しい雲仙旅行になりました。前記事は雲仙地獄の散策をご紹介しています。