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伊万里駅周辺を観光しました [伊万里市・多久市周辺の観光&グルメ]

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佐賀県・伊万里観光に出かけて、秘窯の里 大川内山(おおかわちやま)へ行った後は、伊万里駅周辺を散策します。今回は市街地に点在する伊万里焼を中心に巡ってみました。
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伊万里焼の歴史は古く、江戸時代の1675年に佐賀鍋島藩の御用窯が置かれました。江戸時代から明治にかけては伊万里・有田地方の焼物は、海外へ輸出されて、伊万里の地名は焼物の代名詞として広まり、その当時の焼物が古伊万里として珍重されています。
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〈カブトガニの記念碑〉カブトガニは遙か昔、中生代に栄えた節足動物です。生きた化石と呼ばれて伊万里湾は日本有数の生息地・繁殖地になっています。伊万里駅前にカブトガニの記念碑が建てられています。
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〈伊万里の偉人〉森永製菓・森永乳業の創業者、森永太一郎氏は伊万里市の出身。幾多の困難を乗り越え日本の菓子作りに貢献し菓子王と呼ばれました。手はしっかりとキャラメル箱を握っていますよ。市内にある森永公園の時計には、お菓子でお馴染みのエンジェルが座っています。
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〈古伊万里美人像〉伊万里駅~商店街~からくり時計~相生(あいおい)橋~延命橋~幸橋~伊萬里神社をまわってきました。商店街の入口には2体の美人像が建っています。
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〈相生橋〉夫婦や恋人同士で渡ると仲睦まじくなるといわれています。江戸時代には相生橋の南側のたもとに船着場があり、当時は伊万里津と呼ばれていました。この辺りから伊万里焼が積み出されて、ヨーロッパなどに渡っていたと思うと感慨深いです。
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こちらも絢爛豪華な「伊万里色絵菊梅文壺」です。ヨーロッパなどでは器として利用する以外にも、金工技術を加えて王侯貴族の宮殿や室内の壁面を飾ったそうです。この壺のような燭台仕立も宮殿の広間を飾ったのかもしれませんね。
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〈延命橋〉健康を祈願しながら渡ると長生きをすると言われる橋「延命橋」はユーモラスな像が。碁盤にあぐらをかいた唐子(中国の童子)がモデルとなった「伊万里色絵碁盤乗唐子座像」、ひょうたんで鯰を抑えた「伊万里色絵瓢簞唐子像」があります。
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〈幸橋〉3つの橋(相生橋・延命橋・幸橋)の最後に渡ると幸せになれると言われています。伊万里駅の観光協会で観光パンフレットもらって知りましたので、最後に渡ってみました。
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〈夫婦鶏像〉こちらの像もカラフルで立派な有田焼ですね。幸橋(さいわいばし)を渡り、伊萬里神社に参拝すると夫婦円満になると言われています。写真でご紹介した以外にも伊万里焼が点在していますので、散策を楽しまれてください。〈訪問日2020年11月〉
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〈れすとらんさかき〉駅前商店街を歩いていると、気になっていたお店を見つけたのですが、2020年3月末で閉店していました!伊万里牛に玉ねぎのスライスがたっぷりのった「黒毛和牛オニオンのせ」を食べてみたいと思っていました。長い間の営業、お疲れさまでした。
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〈古伊万里浪漫〉駅の観光協会は地元の物産品を種類豊富に販売。その中から珍味をお土産にするために箱(有料)を付けてもらったところ、閉じる部分が古伊万里の壺になっていて素敵です。珍味は殿様するめ・焼きあじ・あなごの荒ほぐし焼きを購入。
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珍味は他にも色々な種類があります。生姜の量が3倍になった濃厚仕立ての「しょうが豆」は友人がとても喜んでくれて、再訪した際にまた買いました。
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お菓子は伊万里銘菓「伊万里焼饅頭」もオススメ。饅頭の表面に貫入(ひび割れたように見える焼き物の技法)、側面に古伊万里調の図柄、個包装に焼き物の図柄があしらわれています。

古伊万里浪漫 殿様するめ (レギュラーパック)45g

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  • 出版社/メーカー: 小島食品工業株式会社
  • メディア: その他






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