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佐賀城下ひなまつり 2023 [佐賀市の観光&グルメ]

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佐賀県佐賀市は佐賀藩の城下町として栄え、古き良き時代を偲ばせる歴史的建造物が残っています。訪れた2023年2月中旬はイベント「佐賀城下ひなまつり」が開催されて、あちこちにお雛様が飾られていました。散策したスポットから少しご紹介いたします。
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佐賀市歴史民俗館の1つ「旧古賀銀行」は明治時代に創立された銀行で、大正時代に入ると九州の5大銀行の1つと呼ばれました。大正ロマンあふれる館内にはカフェもあります。
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旧古賀銀行では「シュガーロードのひなまつり」が行われて、階段を利用した雛飾りの展示も。イベント期間中はシュガーロードフェアとして佐賀のお菓子・スイーツなどを販売。
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お雛様の焼き印が入った丸ぼうろをお土産に。旧古賀銀行の道向かいに建立された「八坂神社」を参拝すると、美しい花手水がありました。
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続いては旧古賀家・旧森永家・旧牛島家・旧三省銀行方面へ。入館が有料の施設もありますが、無料の施設も点在。旧牛島家は江戸時代に建てられた町家で、佐賀城下に残る町家建築としては最も古いものと推測されています。
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〈和紙のかぼちゃのおひなさま〉学生の方たちが製作されたお雛様が飾られて、素敵な手作り作品ですね。趣のある町家をゆっくり見学させていただきました。
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〈裏庭に咲いた梅の花〉
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旧古賀家では「鍋島小紋のひなまつり」を開催。武家の公服とされた裃(かみしも)は色々な文様があり、佐賀藩では胡麻柄の断面を図案化した「鍋島小紋」が用いられました。
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入口には生花が入った瓶があり、先ほど訪れた旧牛島家にも置かれています。
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〈佐嘉神社〉佐嘉(さが)神社は佐賀藩第十代藩主の鍋島直正公・第十一代藩主の鍋島直大公を御祭神として祀った神社です。神社の駐車場(1時間100円)に車をとめて周辺を散策しました。
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佐嘉神社願い雛は佐嘉神社を始め、柳町観光案内所など数ヶ所に設置されています。色とりどりの和紙で作られた願い雛にお願いことを書いて納めましょう。3月3日に行われる「流し雛神事」では、願い雛を人形(ひとがた)として祓い清め、小舟に乗せて松原川に流されるそう。
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〈佐嘉神社記念館〉カフェがあり、春限定のいちごたっぷりパンケーキ・おいりソフトも魅力的。土日限定のカフェランチ、平日限定の日替わりランチなどもあります。営業時間10:00~16:00、ランチタイム11:30~13:30(OS13:00)、定休日:水曜日
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こちらにも素敵なお雛様が飾られています。
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徴古館(ちょうこかん)では「鍋島家の雛祭り」を開催し、玄関前には素敵な花飾りが。オリジナル丸ぼうろ「次郎左衛門雛」の販売があるそうですが、営業時間が終わっていて残念。
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すぐそばに建っている「鶴乃堂本舗」に名物の肉まんを買いに寄りましたが、こちらも営業が終了した直後でした。またいつか肉まんとお饅頭を買いに来よう。後日(2023年3月)訪れた記事もあります。鶴乃堂本舗をご覧ください。
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佐賀市のグルメといえば、ご当地グルメ「シシリアンライス」もオススメ。お店によって様々なアレンジがあり、個性豊かな盛り付けは目でも楽しめてワクワクします。
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佐賀市を旅したお土産は富士町産の柚子を使ったドレッシング、さが錦(村岡屋)、生丸房露(本家池の家)、おひなさま丸房露(鶴屋)、珈琲庵の岩清水珈琲(三瀬村)、諸富家具の小物(マグネット・スマホスタンド)など。
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佐賀の伝統織物「さが錦(にしき)」をモチーフに作られた「さが錦」は浮島と呼ばれる生地に山芋を練りこみ焼き上げ、バウムクーヘンで挟んだお菓子です。初めて訪れた佐賀城下ひなまつりは見どころ満載のイベントでした。〈訪問日2023年2月〉

佐賀城下ひなまつり 2023 開催期間2023年2月11日~3月21日




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