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筑後吉井おひなさまめぐり 2021 [朝倉市・うきは市周辺の観光&グルメ]

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福岡県うきは市吉井町は江戸時代には、城下町久留米と日田(天領)を結ぶ豊後街道の宿場町として栄えました。白壁土蔵の商家や旧家が軒を連ねて風情漂う町並みです。話題の食事処・スイーツショップ・ベーカリーなども点在しています。
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毎年2月上旬から4月上旬までイベント「筑後吉井おひなさまめぐり」を開催し、江戸時代から現代までのお雛様が商店や旧家などで一般公開されています。
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肥料店の林家(築約150年)には箱雛や明治・大正時代に手作りされた「おきあげ(押絵細工のひな飾り)」も展示されています。ちょうど12時になり、大きな壁時計が、ぼ~んと音を響かせました。109年間もの長い間、時を告げているそうです。
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〈昭和の御殿雛と平成のお雛様〉
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〈よもぎ餅〉林家で販売されているよもぎ餅(10個入400円)は、以前買って気に入りましたので今回も購入しました。お餅が柔らかく、餡の甘さもちょうどよくて美味しいですよ。
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〈観光会館 土蔵(くら)〉こちらにも時代を感じるお雛様やおきあげが展示されて、日本最大級の雛飾りは立派ですね。館内に観光パンフレットが置かれていますので、MAPをもらって巡りました。うきは市の公式キャラクター「うきぴー」グッズの販売もあります。
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〈おきあげ、うきぴーの煎餅〉
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居蔵の館(旧松田家住宅)は、この地域で見ることが出来る土蔵造りの中でも代表的な居蔵家(いぐらや)の一軒になります。おひなさまめぐりの時期以外も公開されています。
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ろうそく製造で財をなした大地主の分家として、銀行経営にも携わった名家だそう。神棚・座敷・うだつ・庭園なども立派な造りです。
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〈風情が漂う角座敷、2階からの眺め〉
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町並み交流館商家 白花綜(しらかべ)は、昔は乾物魚類問屋を営んでいたそう。以前、自然食カフェ「ポカラカ食堂」が店内にあった時に食事を利用しました。近くにある海鮮丼のお店「さしみんば」麻婆豆腐専門店「まぁぼや」を訪れたことがあります。
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ゆったりとした広さの店内に、お雛様が飾られています。食事の利用が出来て、うきはの豚を使ったとんかつ定食・かつ丼定食・てんぷら定食(各1380円)、野菜カレーライス(1100円)、品数が多い白花綜御膳が人気のようです。
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〈庭園雛〉中庭に飾られたお雛様も素敵ですね。庭先にお雛様が飾られているスポットは福岡県・柳川雛祭り(古民家北島)や大分県日田市・山里ひいなめぐりに出かけました。
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圧巻なのは2階の大広間(36畳)に飾られた御座敷雛です!初めて拝見しましたが、ものすごい数のおひな様たち。〈訪問日2021年3月〉
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牛車や小物など、それぞれに見応えがあり丁寧に作られていますね。おひなさまスポットを巡り、プチウォーキングは楽しい観光になりました。
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吉井町のお店では、託正(寿司店)ぱんのもっか華みずき うきは店(明太子販売店)みのう豚足山歩温泉宿「ニュー筑水荘」(宿泊)の記事もあります。次記事は白壁通りに建つ寿司処「ふくずし」をご紹介いたします。

まるっと朝倉・うきは

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