佐賀県の南部に位置する鹿島市(かしまし)は有明海沿いにあり、西側は多良岳(たらだけ)山系に囲まれて自然豊かな立地。観光スポットは祐徳稲荷神社、肥前浜宿、道の駅鹿島などがあり、酒造開き「鹿島酒造ツーリズム」や干潟の運動会「鹿島ガタリンピック」も人気のイベント。

道の駅鹿島に隣接して、2019年4月に干潟交流館(ひがたこうりゅうかん)がオープンしました。雄大な有明海の干潟を身近に感じられる施設で、展望デッキやミニ水族館などもあります。一帯は鹿島ガタリンピックの会場になりシャワー設備も完備し、干潟体験の受付も行っています。

2階の展示スペースは窓が大きく採られて、目の前に広がる有明海がよく見えます。望遠鏡が設置されていますので、干潟に暮すムツゴロウも見えそうですよ。

〈望遠鏡で観察しましょう、本もあります〉

〈タッチプール〉 有明海の生物を展示して、直接さわることが出来るタッチプールが設置されています。自然に近い水槽ではムツゴロウが元気に泳いでいます。

〈ヒトデに触りました、ムツゴロウ〉

〈ミニ水族館〉 水槽が並ぶミニ水族館は季節ごとに生き物が入れ替えされるそう。訪れた時はアカエイ・メナダ・シマフグ・カサゴ・カミクラゲなどが展示されていました。

〈アカエイ〉 水槽に入っているアカエイは子どもで、大きくなると座布団くらいのサイズになるそう。沿岸から沖合に生息、尾のトゲには毒があるため刺されると大変危険です。お腹側は顔のように見えて、にっこりした感じで可愛いですね。

〈カミクラゲ〉たくさんの触手が髪の毛のように見えることから名前の由来です。 ゆらゆらと泳ぐ姿はとても癒されます。〈訪問日2020年1月〉


〈展望デッキ〉 目の前には雄大な有明海が広がっています。入館無料ですので気軽に立ち寄れて、楽しいスポットでした。

〈道の駅鹿島で購入しました〉 鹿島市は有明海に面した斜面を利用して、太陽の恵みをたっぷり浴びたみかんも特産。色々な品種があり、爽やかな香りで上品な甘さ「クレメンティン」がとくに気に入っています。

〈竹崎カニ〉 豊かな有明海で育った竹崎カニは旨みがぎゅっと詰まって美味しいですよ。

道の駅鹿島 鹿島市干潟交流館 なな海(ななみ) 佐賀県鹿島市音成甲4427-5
開館時間 9:00~18:00(11月~4月は17:00まで)、休館日 12月29日~1月3日、入館料金 無料
前記事までは祐徳稲荷の参拝鹿島市干潟交流館、次記事は大魚神社の海中鳥居を紹介しています。





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