自然豊かな大分県九重町は様々な観光スポットや温泉が点在しています。町田川沿いにある宝泉寺(ほうせんじ)温泉を訪れて、温泉街を少し散策しました。宝泉寺温泉周辺はホタルの名所として有名で、5月下旬頃からゲンジボタル、6月上旬頃からはヘイケボタルが見られるそう。

宿泊施設が点在していて、少し行くと壁湯温泉や川底温泉もあります。小国町方面へ進んだ国道387号線沿いに人気の蕎麦店「そば処よしぶ」があり、私もお気に入りの店です。

観光物産直売所宝泉寺駅から歩いて、「石びつ足湯」まで来ました。向かう途中には立ち寄り湯に行ったことがある旅館や民宿もあり、懐かしい。それでは橋を渡って石びつ足湯へ行きましょう。〈訪問日2019年5月〉

あらら、使っていない様子ですね!石びつの湯は今から約1000年前の938年、空也上人がこの地を訪れて杖を突き刺しました。その場所から温泉が湧き出し、宝泉寺を建立して湯舟として利用されていた「石櫃」が今も残り、名前の由来となっています。

〈以前の写真〉足湯になる前は共同露天風呂や貸切風呂として使われた時期があり、その頃に入浴したことがあります。歴史のある石びつの湯がまた利用出来るようになるといいですね。

〈はんなりおやど龍泉閣、宿泊した際の食事〉 石びつの湯近くに建つ龍泉閣は、ずい分前に宿泊しました。食事も良くて、女将さんも素敵だったなぁと思い出しました。久しぶりに前を通ると、外観がリニューアルされてモダンな雰囲気になっています。

〈佐藤酒店の足湯〉 石びつの湯が入っていなくて残念に思いましたが、嬉しいことに酒店の足湯は健在です!酔湯(いいゆ)と名付けられて、湯舟には樹齢100年のヒノキが使われています。

足湯に浸かりながらドリンク休憩もオススメです。冷えたジョッキで生ビール!いかがですか。気持ちの良い足湯に浸かって、楽しい散策になりました。前記事では宝泉寺温泉観光物産館 宝泉寺駅をご紹介しています。

〈石びつ足湯〉2021年10月、再訪問すると何と足湯が復活しています。お湯が張られて、足湯を楽しまれている宿泊客が。またいつか泊りに来たいと思います。


宝泉寺温泉の詳しい情報は宝泉寺温泉旅館組合のサイトをご覧ください。

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