福岡県・八女(やめ)市星野村へ行った後は、八女市矢部村観光へ。渓谷「日向神峡」へ向かい、日向神ダム沿いをドライブしました。〈訪問日2021年11月〉

〈日向神ダムの千本桜〉四季折々の風景が楽しめて、春に訪れた際は桜が見頃に。ダム湖畔にたくさんの桜が植えられて、お花見スポットになっています。

〈けほぎ橋〉ダム湖畔を一周しようと思い進んで行きましたが、車ですれ違い出来ない狭い道が続いています。しばらく走ると「けほぎ橋」に到着し、話題の岩がよく見えました。

〈ハート岩・けほぎ岩〉この地域は天孫降臨の神話が残り、奇岩・巨石群が点在。穴がぽっかりと開いた「蹴洞岩(けほぎいわ)」(ハート岩の右側)は、日向(現在の宮崎県)の神さまが神馬に乗って飛来した際に、蹄があたって穴が開いたと伝わっています。

けほぎ橋には「幸せの鐘」が設置されて、恋愛成就のパワースポットとして観光客が増えているようです。この後もダム湖畔を進みましたが、狭い道が続いていました。

〈矢部川源流公園〉道沿いの紅葉を眺めながらダム湖畔を抜けると、矢部川源流公園へ到着しました。川向かいに建つ「杣(そま)のさと」に寄って休憩&お土産を。

〈杣のさと〉矢部村を始め八女の特産品を販売し、レストランもあります。食事メニューは名物だご汁定食(780円)、太麺が特徴の「まんどきそば」(800円)、地元の椎茸を使った「そまりあんカレー」(900円)、定食・丼物もリーズナブルです。

〈そまりあんビーフカレー、八女茶〉

帰り道、国道442号線沿いで綺麗に色づいている大きなイチョウを見かけたので寄りました。イチョウがそびえている日向神社(八女市黒木町大淵)は今から約1,200年前、809年の創建。この地には昔、南朝五條家の城館があり、のちに「築足城」となったそうです。

境内から大イチョウを見ると、左側にピラミッド型に見える山が。天孫降臨や邪馬台国の卑弥呼伝説が残り、神秘的な雰囲気が感じられるスポットです。

〈日向神社の境内〉 石灯篭に並んで、「けほぎ岩」のような石が。

〈宮の前物産館〉神社の道向かいに地元の野菜を販売する建物があります。前の道は通ったことが何度もありますが、物産館の建物は今まで気が付きませんでした。

〈野菜・梅干・ゆず胡椒を購入〉夕方訪れましたので野菜は売切れが多く、ピーマン・梅干・ゆず胡椒を買いました。置いてある商品はどれも1つ100円、嬉しい安さです。自然豊かな八女市矢部村・黒木町・星野村のドライブは楽しく、また訪れたいと思います。