佐賀県鹿島市へ出かけて、祐徳稲荷神社(ゆうとくいなりじんじゃ)に寄りました。JR長崎本線「肥前鹿島駅」から車で約10分、広い無料駐車場を完備している点も参拝に便利です。

楼門をくぐると正面に御神楽殿が建ち、山の斜面に造られた朱塗りの御本殿が目を惹きます。建立は1687年、京都府の伏見稲荷や茨城県の笠間稲荷と並んで日本三大稲荷の一つに数えられています。訪れた2023年6月は木々の緑が豊か。

御本殿(高さ約18メートル)の参拝場所へは階段をのぼって行く他に、エレベーター(有料)が利用出来ます。

こちらは御本殿からの見晴らしです。雨が降りましたので参拝者は少ない日でした。

〈風鈴が涼やか〉四季折々の風景が楽しめて、6月~秋口まで開催される「風鈴まつり」は夏の風物詩になっています。風鈴のトンネルが出来て、風が吹くと心地よい音色が響き渡ります。

〈紫陽花と鳥居、白狐〉デザインは数種類あり、短冊に願い事を書いて奉納。白狐は稲荷大神のお使いと云われ、にっこり微笑む素敵なデザイン。風鈴はお土産に選んでも喜ばれそうですね。

風鈴のトンネルは数ヵ所設置してあり、こちらは境内の一角にある岩﨑社(縁結びの神様)前です。ハートと白狐がデザインされた風鈴がずらり。

〈ハートと白狐〉

御本殿そばの斜面には紫陽花が植えられて見頃を迎えていました。

〈雨の中、元気に咲いています〉

池のそばでゾンビランドサガのマンホールを見つけました。佐賀県内の各地にゾンビランドサガのマンホールが点在し、聖地巡礼も人気になっているようです。

神社の参道沿いにはお土産店や食事処が建ち、色々なお土産品が並んでいます。中でも「稲荷ようかん」は祐徳稲荷神社の名物。人気テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」にも紹介されましたので、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。

〈稲荷ようかん〉 食べ方は紙筒に入った羊羹を押し出して、付属の糸を使い好みの厚さに切っていただきます。おやつにも良く、ユニークな羊羹はお土産に喜ばれますよ。

今回の佐賀旅では参道で販売する丸ぼうろ(プレーン・みかん娘)、JR佐賀駅周辺で北島の丸ぼうろ、村岡屋のおやつにしきなども購入しました。村岡屋は参道にも店舗があります。

村岡屋の「さが錦(にしき)」は佐賀の伝統織物「さが錦」がモチーフ。浮島と呼ばれる生地に山芋を練りこみ焼き上げてバウムクーヘンで挟み、ふんわりとして上品な甘さ。雨の中の参拝になりましたが、楽しい観光でした。〈参拝日2023年6月〉

祐徳稲荷神社(ゆうとくいなりじんじゃ)佐賀県鹿島市古枝乙1855
鹿島市の観光は肥前浜駅肥前浜宿の散策観光酒造 肥前屋の見学道の駅鹿島 ・鹿島市干潟交流館をご紹介しています。

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