福岡県柳川市は柳川藩の城下町として栄えました。観光は市街地に張り巡らされた掘割を船に乗って進む「川下り」を始め、北原白秋生家や柳川藩主立花邸「御花」などが有名です。訪れた2024年2月中旬は掘割沿いに菜の花が咲いていました。

以前出かけた際は桜が満開に。どんこ船に乗り、四季折々の景色を眺めながら観光するのも楽しいですよ。乗船場は数カ所あり、通常川下りコース(約60分)と沖端周遊コース(約30分~40分)があります。

どんこ船は熟練した船頭さんの見事な竿さばきで、掘割をゆったりと進んでいきます。頭スレスレの橋をくぐることもあり、スリリングな気分も楽しめます。

〈柳川藩主立花邸御花〉下船後は沖端周辺の散策も楽しみましょう。

〈鰻のせいろ蒸し、柳川鍋〉老舗の鰻料理店が点在し、各店秘伝のタレで仕上げられた「鰻のせいろ蒸し」がとくに人気。柳川鍋(ドジョウを使った鍋料理)を提供している店もあります。

〈北原白秋生家・記念館〉北原白秋が作詞した童謡は数多く、ゆりかごのうた・この道・からたちの花・待ちぼうけなど、ご存じの方も多いでしょう。

〈ブルワリー柳河〉散策中にクラフトビールのお店を見つけました。古民家を改装し、クラフトビール醸造所として、2022年3月にオープンされたそう。

4種類のクラフトビールを始め、ホットかぼす・クリームソーダ・ホットドッグなども販売。

北原白秋生家・記念館の近く、「柳川肉匠職人 清柳(せいりゅう)食産」は以前訪れて、博多和牛のステーキを使ったカレーをいただきました。今回はその先に建つ「肉の伊藤」へ。

自家製コロッケを揚げていただき、おやつに。揚げたてアツアツで1個97円はお手軽。えのき巻きや豚バラなどの串焼き、黒毛和牛のタタキなども魅力的です。※料金は2024年2月現在

〈からたち文人の足湯〉柳川町歩きの拠点として2007年に造られました。足湯は広さがあり、泉質はナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉、料金は無料。場所は「亀の井ホテル」の隣です。

〈柳川市観光案内所〉訪れた2月中旬は「柳川雛祭り さげもんめぐり」が開催中(2月11日~4月3日まで)。色々な施設に、お雛様が飾られています。

〈柳川うなぎめんべい〉明太子やイカなど海鮮の旨みが詰まった「めんべい」は人気の福岡土産。ご当地限定「柳川うなぎめんべい」は喜ばれると思います。〈訪問日2024年2月〉

次記事以降は柳川雛祭り さげもんめぐり夜明茶屋(鮮魚店・食事処)樺島氷菓をご紹介いたします。