大分県玖珠町へ出かけて、趣のある町並み「森町」を何度か散策しました。今回は角牟礼城跡(つのむれじょうせき)へ行ってみました。角埋山(標高576メートル)にあり、頂上近くまで車でも行くことが出来ます。駐車場から本丸跡までは徒歩約8分の距離になります。

〈山道を登って行きます〉

〈二ノ丸跡〉角牟礼城は1155年頃に、源為朝(平安末期の武将)が築城したと伝わります。強弓の名手として名高く、源頼朝・源義経兄弟の叔父にあたります。古くから石垣のある山城として知られ、豊後の境目の城として守りの役目を果たしてきました。

〈大手門跡〉 櫓門(やぐらもん)と考えられる礎石が見つかり、周辺からは瓦片も見つかっています。関ヶ原の戦い(1600年)後、この地を治めた森藩久留島氏の居城だったのかなぁと思いましたが、そうではなく、使用されないまま放置されて角牟礼城は廃城になったそう。

〈角牟礼神社〉本丸跡へ向かう途中にある角牟礼神社に参拝しました。ここまで来たら、本丸跡までもう少し。山道は険しくはありませんので、運動不足の私でもラクに登れます。

〈展望所〉 盆地になった玖珠は台地が浸食されて頂上がテーブル状になった地形(メサ)や、杯を逆さにしたような姿の山(ビュート)などに取り囲まれています。

下に広がっている町並みは、小さな城下町「森町」です。旅行情報サイト「LINEトラベルjp」に、森町の散策とご当地グルメをご紹介しています。ご覧いただけると幸いです。

〈本丸跡に到着〉 展望所から少し進むと、角埋山の頂上(標高576)メートルへ到着しました。当時は石垣が築かれていたそうですが、今は草が茂った広場になっています。

この後は下山して、森町にあるカネジュウ館にてランチをとりました。

角埋(つのむれ)山・角牟礼城跡 大分県玖珠郡玖珠町

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