長崎県・佐世保観光へ出かけて世知原(せちばる)町にある天空の宿 山暖簾(やまのれん)に宿泊しました。山暖簾は山々や棚田を見晴らせる高台に佇み、「周辺環境と調和」をテーマに建築。カーブを描く屋根も自然の景観とよく合っていると思います。

窓が大きく採られたレストランは天井が高く開放的な造り。宿泊は食事付きプランを予約して、夕・朝食ともレストランでいただきます。夕食のコースは自然の恵みを活かした山の幸や海の幸を盛り込んだ会席料理をいただきました。

〈世知原ピルスナー、ベビー生〉地元の世知原茶を使った「世知原ピルスナー」は泡も緑がかって、ご当地ならでは。生ビールは中サイズに加えて、ベビーサイズを用意してある点も嬉しい。ビールで乾杯して、お料理をいただきます。

会席料理のコースは数種類あり、お手軽な「くにみコース」を予約しました。最初に運ばれてきた雲丹豆腐はもっちりとした食感。お造りは涼しげな器に盛られて運ばれました。鯛・ヒラスはとてもコリコリ、水イカは弾力があり、新鮮さが感じられるお刺身です。

〈とうもろこし饅頭〉 甘みのあるとうもろこし・海老・冬瓜・さやいんげんなどが使われて、わってみると中も鮮やかな黄色、こちらの器も素敵ですね。家族はメニューにハイボールがあったと喜んで、注文していました。

〈長崎素麺〉つゆがジュレになって、穴子・つるんとしたジュンサイ・温泉玉子入り。素麺はヒンヤリ冷たく、見た目も楽しい一品です。

〈山女塩焼き〉 私の大好きな山女料理が運ばれてきました。ふっくらと焼き上がり、香りもいいですね。甘い梅、人参カステラが添えられています。

〈牛陶板焼き〉レモン塩とタレがありますのでお好みでどうぞ。この後はツヤツヤのご飯(世知原産のお米)・生姜汁・床漬けをいただきました。

デザートもあり、フルーツあんみつにはメロン・いちご・ぶどう・ぷるるんとした白玉なども入っています。料理はどれも美味しく、宿のもてなしを感じました。季節の会席料理は献立が楽しみですので、また利用したいと思います。

〈朝食〉 和食膳になり、ご飯は白ご飯または茶粥から選ぶことが出来ました。重箱になったおかず入れは玉手箱のようで楽しいですね。それでは玉手箱のふたを取りましょう。

重箱には色々なおかずが入って、ちりめん山椒やピリ辛の明太子もご飯が進みます。家族は2段になっていることに気が付かなかったそうです。世知原茶の茶粥、とても甘いスイカも美味しく、満足の朝食となりました。

セルフサービスの珈琲があり、客室へ持ち帰ってOKのサービスも嬉しい。1泊2日で訪れた世知原観光でしたが、温泉や食事も満喫して楽しい旅になりました。〈宿泊日2021年6月〉

天空の宿 山暖簾(やまのれん)長崎県佐世保市世知原町上野原316
外来入浴時間 10:30~21:30、入浴料金 660円、貸切風呂 2,200円(入浴料金別途要)
前記事までは宿の様子レストランのランチをご紹介しています。

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