大分県・豊後高田(ぶんごたかだ)市へ出かけて、昭和の町を散策しました。総延長約500メートルの通り(商店街)に、昭和の時代を感じるお店が点在しています。今回は昭和ロマン蔵や昭和の町駐車場から近い、新町1丁目と2丁目を歩きました。

《ボンネットバス 昭和ロマン号》 土日祝を中心に運行しているボンネットバスを利用しました。運行日は午前中4便、午後5便になり、各25名定員(先着順)です。昭和ロマン蔵で受付していると知り、13時からの便を申し込みました。乗車料金は嬉しいことに無料です。

《レトロな車内》 今から約60年前、1957年に製造されて今でも活躍しているのはすごいですね!乗車時間は約15分、商店街や近くの桂川沿いを軽快に走ります。楽しいガイドで盛り上げてくれる車掌さんが同乗されました。《利用日2018年8月》

《手動のウィンカー、運転席もレトロ》

私たちが乗ったバスは商店街をゆっくりと通り、お店の方たちが出てこられて手を振ってくれました。再訪した際に見たバスは別のコースを通って行きましたので、周遊コースは幾つかあるようですね。ボンネットバスの乗車は楽しくてオススメです。

バスの降車後は商店街を少し散策しました。豊後高田市は映画「坂道のアポロン」や「ナミヤ雑貨店の奇跡」などのロケ地になったそうですよ。

《駄菓子屋の夢博物館》

《白ネギ焼き》 特産の「白ネギ」を使った白ネギ焼きは美味しそうですね。豊後高田市は蕎麦も名物で、地元のそば粉を使用した手打ち蕎麦の食事処が点在しています。以前、国東半島巡りをした際は恋叶ロードに建つ、SOBA CAFE ゆうひを利用しました。
 
《カフェ》 レトロモダンなカフェ「CACHE CACHE(カシュ カシュ)」では昭和40年代のコーヒーミル機を展示しているそう。ランチメニューも美味しそうでした。

《アイドル犬 ゆきちゃん》 松田はきもの店では、ゆきちゃんに会えました。この後も商店街を見て歩き、コロッケが人気の「肉のかなおか」豆菓子が美味しい「まめ秀」 、モダンな回転焼き「レコヤキ」のgroove昭和の夢町三丁目館(昭和ロマン蔵)などへ寄りました。

〈再訪問しました〉2022年5月に訪れたところ、ナンバープレートがご当地デザインに変わっています。乗車は相変わらずの人気で、数時間先の便まで予約でうまっていました。

商店街を観光していると、バスが近づいてきました。レトロなボンネットバスは昭和の町によく合いますね。今回も周辺を観光して、楽しい休日になりました。〈2022年5月〉

まっぷる 大分・別府 由布院'23 (マップルマガジン 九州 7)

  • 出版社/メーカー: 昭文社
  • 発売日: 2021/12/13
  • メディア: ムック