親しくしている奈良のご夫妻が、柿の葉寿司・昆布巻さば棒鮨・奈良漬などをおくってくださいました。2008年10月に出かけた和歌山・奈良旅行の際に、初めて味わった柿の葉寿司は美味しく、それからは時々出合う駅弁フェアなどで買っています。

柿の葉で1つずつ包まれた「柿の葉寿司」は、奈良県吉野地方などに受け継がれてきた伝統的な保存食です。かつて熊野と吉野・橿原を結ぶ東熊野街道は、熊野灘で水揚げされた「さば」が各地に運ばれて「さば街道」と呼ばれていました。

製法は鯖を薄く切ってご飯の上に乗せて柿の葉に包み、重石などで押しをかけます。熟成させることで旨みが増すそう。昔からハレの日のご馳走として食べられてきたそうです。

〈昆布巻さば棒鮨〉 肉厚な昆布で巻かれたさば棒鮨も嬉しい逸品です。あらかじめカットしてありますが、分けやすいようにナイフが添えてある点も嬉しい心配り。

初めていただきましたが、こちらも美味しいですね。1本の半分、4切れをお皿に盛りましたが、思ったよりボリュームがあり、食べ応えがあります。どうもご馳走さまでした。

奈良県上北山村のパンフレットが添えられて、自然豊かな風景や観光スポットが紹介されています。以前出かけた奈良旅行はとても楽しく、素敵なスポットがたくさんありました。奈良漬や夢柿もどうもありがとうございました。〈2020年4月〉

るるぶ奈良'21 (るるぶ情報版地域)

  • 出版社/メーカー: ジェイティビィパブリッシング
  • 発売日: 2020/01/14
  • メディア: ムック