熊本・天草旅行へ出かけた帰り道、宇土市の干潟景勝の地(展望所)に寄りました。御興来(おこしき)海岸は干潟独特の文様が絶景の海岸で日本渚百選に選ばれています。

国道57号線沿い、JR網田駅からほど近い戸口信号から曲がる案内版があったので進みましたが、集落を抜けた先の山道が狭く、車ですれ違いが出来ないところが続きます。集落内に設けられた駐車場から歩いても行ける範囲(徒歩15分くらい)ですので、徒歩で向かわれた方がいいかも。

展望所には数台分の駐車スペースがあり、ベンチや展望台が設置されています。夕日に照らされた干潟は美しく、見頃となる時期は遠方からもカメラマンが訪れて混み合うそう。展望台の上は三脚禁止になっています。〈訪問日2020年11月〉

〈展望所からの眺め〉訪れた日は曇った昼間のため絶景ではありませんが、干潟と海が一望出来て良い見晴らしです。御興来海岸という名前は、景行天皇(第12代天皇で日本武尊の父)がこの地にお越しになった際に、砂紋の美しさから御興を止められた伝説が由来です。

〈展望所そばに建立された大榮稲荷神社〉

〈おこしき弁当〉以前、JR三角駅(宇城市三角町)の駅弁を買いました。地元特産の甲イカ・アサリ貝がご飯の上にトッピングされて、おこしき貝(マテ貝)の佃煮・甲イカのかき揚げ&酢味噌和えなども入っています。プリプリとして甲イカは美味しく気に入りました。

〈駅弁のパッケージ、肉厚の甲イカ〉

宇土市の観光スポットといえば、長部田海床路(ながべたかいしょうろ)も有名です。沖で海苔養殖や採貝などをする漁業の方たち用に建設されて、干潮時には道路が遠くまで現れます。

海の中に電柱が並ぶ風景はとても印象的に残りました。CM(大分むぎ焼酎二階堂・2008年放映)のロケ地となり一躍脚光を浴びて、訪れる観光客やカメラマンの方が増えたそう。海床路は他にも、佐賀県太良町の大魚(おおうお)神社の海中鳥居そばにもあり、見に行きました。

旅した天草は素敵なスポットがたくさんあり、あちこちでアマビエやくまモンのお菓子・グッズなどを見かけました。
御興来海岸 展望所(干潟景勝の地) 熊本県宇土市戸口町

本年も当ブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございました。来る2022年が皆さまにとって健やかな一年になりますよう、お祈りいたします。良いお年をお迎えください。