大分県・国東(くにさき)半島の観光に出かけて、豊後高田(ぶんごたかだ)市へ。ノスタルジックな「昭和の町」を訪れました。総延長約500メートルの通り(商店街)に、昭和の面影が残る店舗が点在しています。

駅通り商店街には昭和の学校給食が楽しめるカフェ・バーがあり、テイクアウトメニューには鯨カツや鯨の竜田揚げなども。「大衆食堂 大寅屋」も気になるお店です。

商店街に建つお店から和洋菓子「モンブラン」を訪れました。離れた場所に車をとめて歩いてきましたが、店舗前に駐車場があります。

店内には和菓子や洋菓子が並び、地元にちなんだお菓子も置かれています。青のり入りの和風パイまんじゅう「富貴寺」、懐かしカステラ・マドレーヌ・どら焼きなどもあります。

今回は「たぬきケーキ」を目当てに訪れました。たぬきケーキは昭和40年代~50年代頃に流行し、こちらのお店では昭和45年に「たぬきケーキ ぽんぽこ」が誕生。時代の流れとともに一度は姿を消しましたが、令和になって復活したそう。

体はフルーツケーキ、顔はバタークリーム、耳はアーモンドスライス、チョコレート掛けになっています。ハロウィンの時期だからでしょう、魔女の帽子をかぶって似合っていますね。絶滅危惧種のたぬきケーキ、お値段は1個615円でした。※料金は2023年10月時点

〈昭和ロマン蔵〉たぬきケーキを捕獲した後は周辺を観光しましょう。昭和ロマン蔵に展示されているボンネットバスは1957年の製造。今でも活躍して、昭和の町を運行しています。

前回訪れた時は商店街を観光していると、バスが近づいてきました。レトロなボンネットバスは昭和の町によく合いますね。〈訪問日2023年10月〉

和洋菓子 モンブラン 大分県豊後高田市新町992-15
営業時間9:00~19:00、店休日:火曜日
たぬきケーキ捕獲1匹目は、お菓子のかたおか(鹿児島県さつま町)でした。またどこか旅先で出会えるといいなぁ。

るるぶ大分 別府 湯布院 くじゅう'24

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  • 発売日: 2022/12/22
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