唐津市、呼子(よぶこ)町は佐賀県の最北部に位置して、古くは捕鯨基地としてたいへん栄えました。新鮮な魚介類や地元の物産品などを販売する「呼子の朝市」、鮮度抜群の「イカの活き造り」を味わえる食事処が点在して、遠方からも多くの観光客が訪れています。

〈萬坊(まんぼう)〉 萬坊は呼子名物「いかしゅうまい」発祥の店で、海に浮かぶ海中レストランが有名。河太郎もそうですが、入店待ちの行列が出来ていて大人気ですね。

呼子周辺をドライブして海岸通りは歩いて散策しました。マリンパル呼子から遊覧船が出ていて、クジラ型の海中展望船「ジーラ」は船内から魚の姿を見ることが出来ます。奇岩景勝地「七ツ釜」を遊覧する「イカ丸」も楽しいクルージング(所要時間は各40分)です。

〈ピンクジーラやイカ丸が出航しました〉

見ていると佐賀県警察と書かれた船が通過しました。警備艇になり「はど」という名前だそう。呼子には何度も来ていますが、警備艇は初めて見ました。

呼子朝市はイカ一夜干しを始め、サザエやウニなどを販売する露店が並んで、お土産選びが楽しいですよ。次記事では朝市通り散策の様子をご紹介いたします。

〈萬坊・mocーcoffee・中尾まんじゅう〉萬坊では以前、いかまんじゅう・いかしゅうまい・げそ天なども買いました。ふわっとしたいかしゅうまい、ぷりぷりのげそ天も気に入っています。

〈呼子台場みなとプラザ〉呼子朝市通りから少し行った場所にあり、隣にはいか活き造りで有名な「河太郎」があります。呼子で採れた新鮮な魚介類をはじめ、いか一夜干しや鰺みりん干し、お菓子などお土産品も多彩に揃っています。

〈生簀を泳ぐイカ、握り寿司を購入〉 前回寄った際は鯛・生海老・クロ・アジ・太刀魚などの握り寿司バイキングを利用しました。鯛は肉厚でコリコリ、どれも新鮮なネタで美味しい。

〈いかの活き造り〉食事処や旅館でいただく「いかの活き造り」は時期によってイカの種類が変わり、以前1月に訪れるとアオリイカでした。透き通ったイカはまだ動いていて新鮮さ抜群、コリコリとした食感と上品な甘みが感じられます。

呼子大橋を通って加部島(かべしま)へ渡り、海の見える丘公園・杉ノ原放牧場・田島神社などへ行きました。呼子大橋の下には弁天島へと続く弁天遊歩道(全長220メートル)があり、海の上の散歩を楽しめます。〈訪問日2020年8月〉

〈杉ノ原放牧場〉加部島は周囲約8キロメートル、断崖に囲まれた島で畑や放牧地が広がっています。活魚料理「かべしま」横の狭い道を抜けると行くことができて、奥に展望台の駐車場があります。放牧されている牛たちはのんびりとして、とても癒されました。

久しぶりに訪れた呼子は楽しく、素敵なスポットでした。この後は呼子朝市の様子mocーcoffee(モックコーヒー)中尾まんじゅう店フードトラック(イカ一夜干し)弁天遊歩道風の見える丘公園田島神社・佐用姫神社へ続きます。

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