浜野浦の棚田 玄海町 [唐津市の観光&グルメ]
佐賀県唐津市へ出かけて、呼子観光~道の駅 桃山天下一へ寄った後は玄海町をドライブ。眺望の良い場所を通ったので高台から港を眺めました。玄界灘に面した活魚の里「外津(ほかわづ)港」は地形を活かした良港で養殖も行われています。
外津地区からしばらく行った国道204号線沿いにある「浜野浦の棚田」に寄りました。道沿いに「恋人の聖地」と書かれた案内板が目印になります。
〈展望台を設置〉浜野浦海岸へ流れ込む浜野浦川により形成された浸食谷に築かれた棚田は、大小283枚もの田んぼが幾重にも連なっています。
四季折々の風景が楽しめて和むスポットです。田植えが終わり水が張られた時期は水平線に沈む夕日が海面と水田をオレンジ色に染めて絶景だそう。日本の棚田百選に選ばれています。
〈恋人の聖地に認定〉展望台にモニュメント「幸せの鐘」が設置されています。恋人の聖地プロジェクトのシンボルとして、プロポーズする場所にふさわしいスポットを全国各地から選定。現在は200ヶ所を超える恋人の聖地があるそうですよ。〈訪問日2022年12月〉
浜野浦の棚田(はまのうらのたなだ) 佐賀県東松浦郡玄海町浜野浦
道の駅 桃山天下一へ寄りました [唐津市の観光&グルメ]
佐賀県・唐津観光に出かけて、名護屋城跡の近くに建つ「道の駅 桃山天下一」を訪れました。名護屋城は豊臣秀吉公が16世紀末に築き、大阪城につぐ規模を誇っていたそう。周囲には全国各地の大名たちの陣屋が120所ヶ所以上も造られて、一大城下町へと発展しました。
〈物産館〉敷地内には農産物直場所・水産物直売所・物産館・食事処・観光案内所などがあり、物産館の品揃えも豊富。
いかを使った加工品は、しゅうまい・かまぼこ・ちくわ・塩辛など色々と揃っています。呼子町加部島特産の甘夏を使った「甘夏ゼリー」もお土産にオススメです。
〈ふわふわのいかしゅうまい、甘夏ジュレーは爽やかな甘さ〉
〈秀吉まんじゅう〉こぶりなサイズで食べやすく、ひょうたんの形をしています。
〈名護屋城物語・唐津くんちカレー〉以前の唐津観光では、名護屋城物語(おぐら羊羹)や唐津くんちカレーなどをお土産に。
〈いかすみゴーフレット〉サクサクのゴーフレットは真っ黒でインパクトがありますね。
〈おもしろステッカー〉道の駅近くにある商店に面白ステッカーの自動販売機があり、ナニコレ珍百景に登場しました。物産館でも販売して人気になっているそうです。
〈唐津焼も販売〉
〈水産物直売所〉訪れた時は玄海産の活牡蠣がありました。水産加工品は釜めしの素も種類があり、鯛・金目鯛・のどぐろ・たこめしなども美味しそう。
〈活牡蠣、おやつに買った芋かりんとう〉
〈食事処〉呼子名物の「いか活造り」が味わえます。メニューは、いか活造り定食(3,300円)、刺身定食・荒炊きまたは煮付定食(各2,500円)、いかづくし会席(4,500円・要予約)など。※料金は2022年12月時点
〈呼子の宿でいただいたいか活造り〉透き通ったイカは新鮮さ抜群!コリコリとした食感と上品な甘みが感じられます。時期によって提供されるイカの種類が変わりますが、どのイカも美味しいですよ。〈訪問日2022年12月〉
道の駅 桃山天下一 佐賀県唐津市鎮西町名護屋1859
周辺の観光をご紹介した記事もあります。呼子周辺の観光、呼子朝市通りの散策、mocーcoffee(モックコーヒー)、弁天遊歩道、フードトラック(イカ一夜干し)、風の見える丘公園、田島神社・佐用姫神社、名護屋城博物館をご紹介しています。
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- 出版社/メーカー: 有限会社木屋
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唐津市 鏡山を観光しました [唐津市の観光&グルメ]
佐賀県唐津市へ出かけて唐津城やJR唐津駅周辺などを観光後、続いては鏡山(標高284メートル)へ。登山用の車道を進んでいきます。
展望台へ向かう前に「鏡山神社」を参拝しようと思い、歩いて鳥居をくぐって行きます。神社は神功天皇が朝鮮半島出兵の際に戦勝を祈願して、山頂に鏡を納めたことが始まりと伝わります。唐津で最も古い神社になり源氏物語の中で歌が詠まれているそう。
〈立派な御手水〉
拝殿の両側に神様のお使いとされる狛狐が鎮座して、巻物と玉をくわえています。鏡山神社が所蔵する「絹本著色揚柳観音像」は1971年に国の重要文化財に指定されて、佐賀県立美術館に保管されているそう。その素晴らしさは東洋を代表する名画と称されています。
〈白玉神社へ〉
境内の端で「白玉神社参道」の案内版を見つけて、行ってみることに。両側に木々が生い茂った小道を歩いて行きますが、この先に神社があるのかなぁと思う道です。しばらく進んで急な石段を降りた先に神社がありました。
巨岩が目を惹く断崖絶壁に建立されて、きっと昔からこの地に祀られていたのでしょうね。手摺をつかみながら降りて、参拝後はまた急斜面の石段を登りました。帰ってからネットで調べると、白玉の”玉”は隕石だそう。パワースポットな雰囲気が漂う神社でした。
神社へ参拝後はいよいよ鏡山展望台へ。広い無料駐車場が整備されて、観光案内所・カフェ・売店などもあります。遊歩道をゆっくりと散策しながら向かいます。
〈蛇池〉池の水面に雲が映ってウユニ塩湖のような感じで綺麗ですね。池のまわりには、つつじ園があり、池に架かっている橋は「佐用姫橋」です。
10年くらい前に訪れたことがありますが、当時建っていた「さよ姫茶屋」は今もありました。自家製あまざけ(400円)は70年作り続けている看板メニューだそう。ぜんざい・抹茶セット・コーヒー(各500円)などもあります。〈訪問日2020年12月〉
〈佐用姫像〉肥前の国に伝わる悲恋の主人公、松浦佐用姫(まつらさよひめ)の像が建立されています。遠い昔、松浦佐用姫は夫婦のちぎりを結んだ恋人との別離(出征)を悲しみ、身にまとった領巾(ひれ)を必死に打ち振りました。そして数日間泣き続けて石になったそうです。
〈鏡山展望台〉佐用姫像から少し行くと目的の展望台に到着。以前訪れた時と大きく変わっている点は展望デッキです。
開放感抜群!絶景の展望デッキが2014年3月に出来たそう。知らずに訪れましたので、ビックリ&嬉しい。標高284メートルに設置された展望デッキから景色を眺めましょう。
見晴らしが良くて大パノラマ!唐津市街地・虹の松原・唐津湾などが一望できて、唐津湾に浮かぶ高島もよく見えます。日本3大松原の1つ「虹の松原」は全長約4.5キロメートル、幅約500メートル、約100万本の松が植樹されています。
〈佐用姫神社〉今回は時間がなく行っていませんが前回は、ひれふり展望台や佐用姫(さよひめ)神社にも行きました。山頂から恋人が乗った船を見送った松浦佐用姫伝説がこの地に残っていることから、恋人達のパワースポットにしようと2012年に建立されました。
〈ひれふり展望台からの眺め〉公園奥にある「ひれふり展望台」からも見晴らしが抜群!虹の松原が見渡せました。久しぶりに訪れた鏡山は素敵なスポットでした。
鏡山展望台(かがみやまてんぼうだい)佐賀県唐津市鏡山
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ホテル&リゾーツ佐賀唐津に宿泊しました [唐津市の観光&グルメ]
佐賀県・唐津観光へ出かけて、ホテル&リゾーツ佐賀唐津(ダイワロイヤルホテル)に泊まりました。観光名所「虹の松原」や唐津城にも近く観光に便利な立地。JR東唐津駅から車で約3分、JR唐津駅からは車で約10分の距離になります。
ロビー天井に描かれた唐津のお祭り「唐津くんち」は旅情感がありますね。毎年11月に開催される「唐津くんち」には、絢爛豪華な曳山(ひきやま)14台が唐津市街地を巡行します。
〈ロビーの展示スペース〉
〈利用した830号室〉客室は和室・洋室・和洋室があり、客室最上階フロア8階の洋室を利用しました。2019年4月にリノベーションされた客室になり、白を基調として落ち着いた雰囲気。デュペスタイルのベッドメイキングは寝心地がよく、ユニットバス・温水洗浄トイレ付き。
ミネラルウォーターや煎茶パックが置かれて、冷蔵庫や電気ポットなどもあります。8階フロア限定でカプセル式のコーヒーメーカーが用意してあり、2種類のコーヒーをいただきました。広めのクローゼットは使いやすく、ゆったりとした広さの客室は寛げます。
〈客室からの眺め〉ホテルはリバーサイドに建ち、利用した客室から松浦川や唐津の町並みを見渡せます。ホテルそばの道を少し行くと、唐津城があります。
〈夜景もいいですね〉
〈大浴場〉温泉ではありませんが、ゆったりと浸かれるお風呂は嬉しい。洗い場には馬油シャンプーなどが置いてあり、女性浴場にはシャンプーバーを完備。色々なシャンプー・リンスの中からどれを使おうかなぁと選ぶ楽しみがありますよ。
〈8階廊下から〉湯上がりはソファに座り、景色を眺めながら休憩しました。大きく採られた窓は開放感があり、周囲がよく見えます。海側に建つホテルは唐津シーサイドホテルです。
ホテル横に広がる松林は名所「虹の松原」です。日本3大松原の1つに数えられ、全長約4.5キロメートル、約100万本の松が植樹されています。
〈廊下から唐津城が見えました〉
〈品揃えが充実した売店〉唐津の銘菓・唐津焼・地酒・お菓子・おつまみ・雑貨など、種類豊富に揃った売店はお土産選びが楽しくなります。
くじらを使った高級粕漬け「松浦漬」、佐賀のブランド牛「佐賀牛」を使ったカレー、虹の松原にちなんだ銘菓の松露饅頭や松原おこしなどもあります。
〈松露饅頭〉 小ぶりな丸い形は虹の松原に自生するキノコ「松露(しょうろ)」をかたどっています。宮田の松露饅頭と大原の松露饅頭はどちらも美味しいですよ。
〈唐津焼、唐津焼陶片せんべい〉
〈お土産を買いました〉今回は唐津曳山がパッケージになったカレー・醤油・落花生、いか昆布巻、甘夏みかんキャラメル・珍味・開運グッズを購入。醤油は鯛(五番曳山・魚屋町)と赤獅子(一番曳山・刀町)を選び、お土産に渡したところ喜ばれました。
〈いか昆布巻〉呼子の木屋が販売している「いか昆布巻」は自宅用に。ぐるぐると巻かれた昆布にイカが包まれて、おかずにもおつまみにもなる美味しさです。〈宿泊日2020年12月〉
ホテル&リゾーツ佐賀唐津 DAIWA ROYAL HOTEL 佐賀県唐津市東唐津4-9-20
唐津城を観光しました [唐津市の観光&グルメ]
佐賀県唐津市は玄界灘に面し、古くから大陸との交易で栄えた城下町です。唐津観光に出かけて、唐津城へ向かいました。JR唐津駅から車で約7分、近くの東城内駐車場(有料)に車をとめて散策します。駐車場そばに架かる城内(じょうない)橋を渡ってみました。
〈渡船場〉唐津湾には宝くじの当選祈願で有名な「宝当神社」が鎮座する高島が浮かび、定期船が出ています。渡船料金(片道)は大人(中学生以上)220円、小人110円。渡船を利用する方が次々と来られて、出港を待ってありました。〈訪問日2020年12月〉
渡船場に行った後は唐津城がある舞鶴公園へ。広さは約4ヘクタール、本丸(上段広場)・二ノ曲輪(中段広場)・化粧櫓・大手門・神社・天然記念物紫フジなどがあります。石段は上段広場まで222段ありますので、行きはエレベーターを利用しました。
舞鶴公園エレベーターの距離は約60メートル、斜行角度は41度、高低差は約34メートル。所要時間は約1分になり、思ったより早く着きました。大人は片道100円です。
唐津城は豊臣秀吉公の家臣だった寺沢広高氏(唐津藩初代藩主)が、1602年から7年の歳月を費やして築城。朝鮮出兵の拠点として築かれて、秀吉公が亡くなった後は廃城になった名護屋城(唐津市鎮西町)の解体資材を利用したそう。
本丸・二の丸・三の丸で構成されています。城の姿は東の浜と西の浜に連なる白砂が両翼を広げて舞い上がる鶴に似ていて、お城が鶴の頭に見えることから別名「舞鶴城」と呼ばれました。明治時代に入って廃城後、本丸跡は舞鶴公園に。現在の天守閣は1966年に完成。
〈中に入ります〉
〈大老の松、記念撮影スポット〉大老の松は虹の松原の中でも最も古い松(樹齢293年)でしたが、松くい虫の被害に遭い枯死状態となったため残念ながら、2009年に伐採。大老の松を残す取組みとして伐採前に種子を採取し苗木を育てて、植樹されたそうです。
1階の観光案内とショップは入場料不要で見学が出来ます。1階に展示されている「南蛮大砲」はイギリス製造、昔から唐津城の天守台に置かれていました。なぜ唐津城に存在するのかは分かっておらず、初代藩主の時代に輸入された可能性もあるそうです。
観光案内のブースも見学しました。観光スポットは唐津城を始め、虹の松原・鏡山・七ツ釜・名護屋城跡・呼子朝市など。ご当地グルメのイカの活き造り・唐津Qサバも魅力的ですね。
〈ショップ〉ちょっとした売店と思っていましたが、唐津焼・お菓子・おつまみ・雑貨などの種類が多くて充実。キャラクターの唐ワン君のグッズ・宝くじの当選祈願グッズ、唐津曳山がデザインされた曳山ガム・醤油・Tシャツなどもあります。
〈唐津銘菓の松露饅頭・松原おこし〉松露(しょうろ)饅頭の丸い形は虹の松原に自生するキノコ「松露」をかたどっています。松原おこしは飾山をモチーフにした山形、中には虹の松原の黒松をイメージする黒いおこしが入っています。
〈松露饅頭〉薄いカステラ生地の中にこしあんが詰まって、ころんとした丸い形が可愛いですね。宮田と大原はどちらも美味しいですよ。お土産は松原おこしも買いました。
〈唐津の風〉パッケージに唐津城と唐津くんちの曳山(鯛・五番曳山)をデザイン。バター&チョコクッキーはさくっと軽い食感。松露饅頭と同じく個包装になっていますので、ばらまき菓子としてもオススメです。
〈広場からの眺め〉宝当神社がある高島が近くに見えて、開運を祈願しました。
別方向からは市街地や虹の松原が一望出来て、鏡山(標高284メートル)が正面に見えます。虹の松原入口に建つホテルは左手が唐津シーサイドホテル、右手はホテル&リゾーツ佐賀唐津(ダイワロイヤルホテル)になり、今回宿泊しました。
来る時はエレベーターを利用しましたので帰りは石段へ。訪れた時は紅葉がまだ残り、木々が赤く色付いていました。桜や藤の時季も綺麗でしょうね。〈訪問日2020年12月〉
暗くなってからホテル周辺を散策していると、ライトアップされた唐津城が見えました。三脚を使っていませんのでブレていますが、幻想的な雰囲気でした。
唐津城 佐賀県唐津市東城内8-1舞鶴公園
開館時間 9:00~17:00(入館は16:40まで)、季節によっては時間変更あり
休館日12月29日~12月31日、料金:天守閣観覧料一般500円、小・中学生250円
唐津市 味処さかもと [唐津市の観光&グルメ]
玄界灘に面する佐賀県唐津市は風光明媚な景観が点在。虹の松原の遊歩道を進んで浜辺へ出て少し散策しましたが、海景色が広がって爽快ですね。写真の中央右手は唐津城、左手は唐津シーサイドホテルやホテル&リゾーツ佐賀唐津が建っています。
ホテル&リゾーツ佐賀唐津に宿泊して、夕食は歩いてすぐの「味処さかもと」を利用しました。県道347号線沿い、唐津東唐津交差点そばに建っています。
味処さかもとに隣接する坂本家旅館は全6室(和室)の小さな旅館です。虹の松原まで徒歩約3分、唐津城まで徒歩約5分と、観光にも便利な立地。
食事処はカウンター席・テーブル席・小上がり席があり、カウンターのケースには鮨ネタが並んでいます。食事メニューは寿司・丼物・麺類・お膳類(梅膳・竹膳・松膳)などバラエティ。握り寿司は並・中・上・特上など、巻き寿司も種類が揃っています。
家族は丼メニューから海鮮丼(1,320円)を注文しました。運ばれてくると、海鮮丼の彩りの良さ&ボリュームの良さに嬉しくなりました。添えてある胡麻たれをかけて味わいましょう。小鉢のげそはコリコリの食感、魚のあら入りの吸物も良い風味。
私が注文したちゃんぽん(660円)の握りセット(230円追加)も良いボリューム。ちゃんぽんは豚肉・いか・天ぷら(魚のすり身)・かまぼこ・人参・ネギなども入り、キャベツやもやしはシャキシャキ。栄養バランスの良いちゃんぽんは好きな麺料理です。
〈握りセット、からつ曳山の丼〉丼にはからつ曳山(鯛)が描かれて、ご当地感があっていいですね。麺類は他にも中華そば(530円)、蕎麦・稲庭うどん(各550円)もあります。親子丼(600円)、カツ丼(715円)などもリーズナブルです。〈利用日2020年12月〉
味処さかもと 佐賀県唐津市東唐津4丁目2-19
営業時間 11:00~14:30(OS)、17:30~20;30(OS)、定休日 水曜日・第3火曜日
唐津ちょこバルに寄りました [唐津市の観光&グルメ]
佐賀県・唐津観光へ出かけてJR唐津駅周辺を歩きました。駅から唐津城との間にある京町~本町~呉服町などを歩いて、旧唐津銀行本店も観光。呉服町商店街は通りにテーブルセットや鉢植えなどが置かれて、雰囲気の良い商店街ですね。
以前は屋根が付いたアーケード商店街だったそうですが、アーケードを撤去したそうです。その際に地元の方々や観光客が集い、自然と会話やご縁が生まれることを願って「五福の縁結び通り」に。ショップや飲食店など、20店舗以上が並んでいます。
〈一番館 唐津本店〉唐津市内にはとくに茶人に愛されている唐津焼の窯元が約40軒あります。一番館では唐津焼や有田焼、著名作家の作品を数多く販売して「日常の贅沢」がコンセプト。手軽な器から高級な作品など、多彩に揃っています。
〈唐津ちょこバル〉一番館の道向いにあるKaratsu Choko Bar(唐津ちょこバル)は、食と器の縁結びをテーマに一番館が運営。唐津焼の器でいただくお酒や料理はよりいっそう美味しくなりますね。店頭に出ているメニューがお手軽なので利用しました。
店内はカウンターとテーブル席があり、たくさんの唐津焼が置かれています。ドリンクメニューは日本酒(地酒)・生ビール・ハイボール・ワイン・梅酒・ソフトドリンクなど。食べ物はお酒に合うおつまみがあり、松浦漬・焼きあご・いか刺し昆布漬なども良さそう。
〈多彩なおちょこ〉日本酒を注文すると並んでいる中から、お好みのおちょこを選ぶことが出来ます。飲み比べセット(1,200円)も人気だそう。
魚(ギョ)ロッケのホットサンド(500円)、ホットコーヒー(400円)、川島豆腐のざる豆腐(300円)、木屋のいかしゅうまい(200円)を注文しました。魚ロッケのホットサンドは外側がこんがり&パリパリ、具材はシンプルですが美味しいですよ。
〈ざる豆腐〉有名な「川島豆腐店」のざる豆腐を味わえて嬉しい。町歩きの際にお店の前を通りましたが、豆腐店に併設している食事処は高級な感じでした。ざる豆腐は濃厚な味わい、オリーブオイルでどうぞと案内があり、かけてみました。
抹茶(和菓子付き500円)も注文して寛ぎます。唐津焼で味わう抹茶はいいですね。和菓子の「松露(しょうろ)饅頭」は唐津を代表する銘菓です。すぐ近くに宮田松露饅頭の本店がありますよと教えていただいて、お土産を買いに行きました。
〈陶器のからつ曳山〉毎年11月に開催される「唐津くんち」には14台の曳山(ひきやま)が唐津市街地を練り歩きます。絢爛豪華な曳山が勢揃いして見応えがありますね。町歩き中にたまたま見つけて寄りましたが、素敵なバルでした。〈利用日2020年12月〉
Karatsu Choko Bar(唐津ちょこバル) 佐賀県唐津市呉服町1809
営業時間 月~木12:00~20:00、金・土12:00~21:00、日10:00~18:00、定休日不定休
唐津焼 つつえ窯 抹茶碗 大 (桐箱入 紐付) 朝鮮唐津 731725
- 出版社/メーカー: 彩生陶器
- メディア: ホーム&キッチン
唐津市 松露まんじゅう [唐津市の観光&グルメ]
佐賀県唐津市は玄界灘に面し、古くから大陸との交易で栄えた城下町です。風光明媚な景観が広がり、唐津湾には宝くじ当選で有名な高島が浮かんでいます。日本三大松原に数えられる「虹の松原」は全長約4.5キロメートル、約100万本の松が植樹されています。
唐津観光に出かけて、からつバーガー松原本店、松原おこし(麻生本家)へ寄りました。JR唐津駅周辺の町歩きを楽しみ、旧唐津銀行本店を見学した後は隣に建つ「大原松露饅頭 唐津本店」へ。
創業は1850年と歴史が古く、唐津を代表する銘菓、松露(しょうろ)饅頭を製造販売。唐津に来ています~のCMで松露饅頭の名前をご存じの方もいらっしゃると思います。
〈唐津くんちのパッケージ〉毎年11月に開催される「唐津くんち」には14台の曳山(ひきやま)が唐津市街地を巡行。それぞれの曳山は色鮮やか、力強さを感じます。松露饅頭は豊臣秀吉公の時代に朝鮮半島から伝来した焼き饅頭がルーツ。
1個から購入出来ますので、おやつに2個購入しました。小ぶりな丸い形は虹の松原に自生するキノコ「松露(しょうろ)」をかたどっています。昔は松露がたくさん自生していましたが、激減して現在は実物の姿を殆ど見ることが出来ない希少なキノコだそう。
松露饅頭の名店をもう1軒訪ねました。呉服町商店街に建つ「宮田松露饅頭 本店」は大原松露饅頭から徒歩約2分。Karatsu Choko Bar(唐津チョコバル)で抹茶&松露饅頭をいただいた際に、お店の方に宮田松露饅頭の本店がすぐ近くにありますよと教えていただきました。
1830年創業、松露饅頭の元祖のお店だそう。歴史を感じる店内にはお菓子が並び、本場・長崎直伝のカステラも販売。佐賀・七山村の自然卵を使用したかすていら、カカオをふんだんに使ったチョコラかすていらも魅力的です。
こちらでも1個から購入出来ていいですね。個包装の袋は大原松露饅頭とは異なり、ふんわりと包まれた感じです。そういえば以前宿泊した「唐津網元の宿 汐湯凪の音(しおゆなぎのと)」のチェックイン時に宮田の松露饅頭をいただいたなぁと思い出しました。
宮田(写真左)と大原(写真右)の松露饅頭を並べてみました。薄いカステラ生地の中にこしあんが詰って、大原の方がわずかに濃い色で甘みが強いかも。宮田はどちらかといえば生地がしっとり、控えめな甘さは私好み。各地に素敵な郷土菓子があり、旅のお土産にオススメです。
旧唐津銀行本店を見学しました [唐津市の観光&グルメ]
佐賀県唐津観光に出かけて、JR唐津駅周辺を散策しました。観光マップの中から「旧唐津銀行本店」へ。アクセスはJR唐津駅から車の場合は約3分、徒歩の場合は7分ほど。建物横に駐車場(有料)を完備し、旧唐津銀行本店の利用者は1時間以内は無料のサービスがあります。
入口には唐津市出身の建築家、辰野金吾氏と曽禰達蔵氏の胸像を展示。曾禰達蔵氏は辰野金吾氏とともに、ジョサイア・コンドル氏(明治以後の日本建築界の基礎を築いたイギリスの建築家)に学びました。その後、東京・丸の内のオフィスビル街の設計に関わったそう。
煉瓦造りの洋館が目を惹く旧唐津銀行本店は1912年の建築、設計監修は辰野金吾氏、設計は愛弟子の田中実氏が設計。建物のデザインスタイルは「辰野式」を採用するとともに、田中氏独自のデザインを取り入れた造りになっています。
〈預金窓口、2階へ〉歴史を感じる館内はとても趣きがあり、美しいデザインです。銀行としての営業は1997まで続き、その後唐津市に寄贈されました。2008年から3年間の保存修理工事を経て、一般公開されています。
〈雰囲気の良い階段〉現在、1階は多目的ホール金庫室営業室、2階は展示室・辰野金吾氏に関する資料の展示ホールなど。入場は無料、館内の撮影OKなのもいいですね。
〈辰野金吾氏に関する資料〉近代日本を象徴する建築家となった辰野金吾氏は日本銀行や東京駅などの設計がとくに有名。九州にも建築物が点在して、日本生命保険会社九州支店(福岡市・現在の福岡市赤煉瓦文化館)、二十三銀行本店(大分市・現在の大分銀行赤レンガ館)なども。
〈作品の模型〉佐賀県武雄温泉の新館・楼門も設計しています。武雄温泉に出かけた際に見学しましたが、素晴らしい造りでした。愛弟子の田中実氏が設計した旧大同生命福岡支社(現在、やすらぎの森グリーンピア八女に移築)も見たことがあります。
〈2階からの眺め〉吹き抜けのランプ・暖炉・大鏡・窓ガラスは建築当時(1912年)のものだそう。貴賓室は天井飾りが美しく、装飾された暖炉や華やかな絨毯も目を惹きました。
〈金庫室に入りました〉一通り見て帰ろうとすると、係の方が金庫室も見学をどうぞと案内してくださいました。見学が出来るのは貴重なので、ワクワクします。
〈金庫、レプリカの1億円〉鉄製の金庫は約500キログラム、昔は4つくらい設置してあったそうです。石炭事業で栄えていた頃は、たくさんのお金が保管されていたでしょうね。1万円札といえば、2024年度発行予定の新1万円札裏面に「東京駅丸の内駅舎」がデザインされます。
建物裏手には辰野金吾氏と曾禰達蔵氏のブロンズ像を展示。辰野氏の没後百周年を迎えた2019年、「辰野金吾記念館」の愛称が付けられました。〈訪問日2020年12月〉
旧唐津銀行本店 辰野金吾記念館 佐賀県唐津市本町1513-15
開館時間 9:00~18:00(入館は17:40まで)、休館日12月29日~12月31日、入場料無料
前記事までは、からつバーガー、松原おこし(麻生本家)、JR唐津駅周辺の観光を紹介しています。
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JR唐津駅周辺を観光しました [唐津市の観光&グルメ]
玄界灘に面する佐賀県唐津市は唐へ渡る津(港)として、古くから大陸との交易で栄えた城下町です。観光スポットは虹の松原・鏡山・唐津城・七ツ釜・名護屋城跡・呼子朝市などが点在。今回はJR唐津駅近くの駐車場に車をとめて周辺を散策しました。
〈唐津曳山像 赤獅子〉毎年11月に開催される「唐津くんち」には14台の曳山(ひきやま)が唐津市街地を練り歩きます。祭りの期間中は県内外から大勢の見物客で賑わうそう。唐津くんち以外の時期は曳山展示場(有料)に14台とも展示してあります。
〈松ぼっくりゴジラ、ミニ曳山〉駅構内に入るとミニ曳山が展示されていました。どれも色鮮やか、力強さを感じる素敵な作品です。〈訪問日2020年12月〉
〈萬坊〉駅のショップを見て歩くと、唐津市呼子名物「いかしゅうまい」発祥店の萬坊(まんぼう)がありました。テイクアウトメニューがあり、いかカツ(100円)、いかチーズボール(110円)、揚げいかしゅうまい・えび勝(130円)、萬坊のいか天(1パック500円)など。
いかカツ・いかチーズボールを買って、別のお店で甘夏のしずく(甘夏ゼリー)もおやつに購入。いかチーズボールはイカがこりこりの食感。甘夏のしずくは呼子特産の甘夏をくりぬいた中に、ほろ苦く爽やかな果汁入りゼリーが詰まっています。
〈甘夏のしずく、萬坊のいか天〉以前、呼子にある萬坊でいか天をおやつに買いました。プリプリのいか天は美味しくてリピーターになりますよ。
〈木屋唐津駅店〉そのままのいかを丸ごと鉄板焼きにした「いか鉄ちゃん」、個包装になった「いかせん」(12枚入り)も喜ばれるお土産です。
JR唐津駅のお店を見た後は周辺の散策を。駅から唐津城との間にある京町~本町~呉服町などを歩いて、旧唐津銀行本店にも行きました。町歩きの中から少しご紹介いたします。
〈竹屋〉商店街には趣きを感じる建物が残り、竹屋(うなぎ料理店)はとても目を惹きます。1923年建築、当時としては珍しい木造3階建。厳選されたうなぎを明治創業当時からの焼き方で、香ばしくふっくらと仕上げてあるそう。建物は登録有形文化財に指定されています。
〈からつバーガー〉ご当地バーガーの有名店「からつバーガー」を見つけました。唐津駅に向かう前に虹の松原にある本店でスペシャルバーガー(520円)をいただきました。バンズを焼いてあるので外側はカリッとして、チーズ・ハム・たまご・レタス・自家製パテ入りです。
〈鮨処 つく田〉たまたま前を通りましたが、名前は有名なので知っていました。カウンター7席のみ、目の前でご主人が握られるお鮨は素晴らしいそう。機会があれば利用してみたいものです。
〈ステーキ専門店 キャラバン〉上質なお肉を使った鉄板焼の佐賀牛ステーキやハンバーグなどが人気だそう。
〈五福の縁結び通り(呉服町商店街)〉
〈珠取獅子〉京町の商店街では珠取獅子(十二番曳山)のオブジェを見つけました。獅子は珠玉を足でしっかりとつかみ、商売繁盛の願いが込められています。
〈川島豆腐店〉江戸時代、唐津藩主に献上する豆腐を作っていた歴史があり、今ではよく見かける「ざる豆腐」発祥の店です。豆腐店に併設して営業する豆腐料理かわしま・日本料理かわしまも評判。出来立ての温かいざる豆腐は8時からの食事利用で提供しています。
町歩き中に見つけたKaratsu Choko Bar(唐津チョコバル)に寄って、川島豆腐店のざる豆腐・いかしゅうまいを注文。ざる豆腐はオリーブオイルでどうぞと案内があり、かけてみました。濃厚な味わいで美味しく、唐津グルメは旅の良い思い出に。
〈駅近くで見かけた鳶〉3時間の町歩きでしたが、とても楽しめました。この後は唐津城や鏡山へ。
唐津旅行のお土産に曳山がデザインされたカレーと醤油も購入。醤油は鯛(五番曳山・魚屋町)と赤獅子(一番曳山・刀町)を選びました。
〈唐津くんちカレー〉14台の曳山にちなみ、14種類のスパイスを使ってあるそう。鶏肉がごろりと入ってピリ辛な味、美味しくいただきました。前記事まではからつバーガー、松原おこし(麻生本家)、次記事以降は旧唐津銀行本店、松露まんじゅうをご紹介しています。