福岡県太宰府市へ出かけて、四王寺(しおうじ)山へプチ登山を。太宰府の北側、最高点のある大城山(410メートル)を中心に4つの山から構成されて、総称して四王寺山と呼ばれています。

温泉&ランチを利用したルートイングランティア太宰府から車で数分、道沿いにある「焼米ヶ原(やきごめがはら)」へ寄りました。駐車場がありますので車をとめて散策します。

山の稜線を歩いて少し先まで行ってみることに。ここ四王寺山一帯は今から1,350年以上前に山城(大野城)が築かれました。山の地形を活かして土や石で城壁を造り、その総延長は約8キロメートルにもなったそう。

〈焼米ヶ原からの眺め〉太宰府市街地や筑紫野平野を一望出来て、見晴らしの良い景色ですね。写真中央付近の大きな青い屋根は九州国立博物館です。太宰府は太宰府天満宮を始め、大宰府政庁跡・坂本八幡宮(令和ゆかりの地)・九州国立博物館など、観光スポットが点在。

〈高台に登ります〉その昔、城があった頃の焼米ヶ原には食糧や武器の倉庫が10棟建っていたそう。礎石群以外にも炭化した米が多く見つかったことから、焼米ヶ原の名前が付きました。

〈高台へ〉

駐車場から歩いて数分、高台に登るとさらに良い見晴らしです。

史跡と自然が豊かな四王寺山は「四王寺県民の森」として整備されています。森林について学べる展示館、家族連れで楽しめる「こどもの国広場」などがあり、ハイキングやピクニックに訪れる方も多いそうです。〈訪問日2022年7月〉

以前の記事では太宰府天満宮の参拝九州国立博物館太宰府天満宮参道の散策cafe kasanoya(カフェ カサノヤ)をご紹介しています。


るるぶ 九州 '23 (るるぶ情報版 九州)

  • 出版社/メーカー: ジェイティビィパブリッシング
  • 発売日: 2022/07/06
  • メディア: ムック