鹿児島観光へ出かけて、霧島市にある和気神社（わけじんじゃ）を参拝しました。JR隼人駅より車で約15分、九州自動車道溝辺ICから車で約20分の場所になります。敷地内にはイノシシの大絵馬が掲げられて、縦8．3メートル、横12．5メートルの大きさ。
祀られている和気清麻呂（わけのきよまろ）公は今から約1200年前、奈良時代に活躍した官人です。皇位争いをめぐり、この地に流されて1年間滞在しました。赴任中には近くを流れる中津川の開削工事に取組み、河川変更の大事業を行って人々や田畑を守ったそう。
《御手水、拝殿前の狛イノシシ》
《参拝しました》
《お守りと絵馬》 境内には坂本龍馬夫妻が訪れた記念碑が建てられて、お守りや絵馬もあります。坂本龍馬が寺田屋事件で受けた刀傷を癒やすため、妻のお龍を伴い鹿児島県へ湯治に訪れた旅が日本初の新婚旅行と言われています。《訪問日2018年10月》
《白イノシシの和気ちゃん》 境内で飼われている白猪は2008年5月生まれの和気（わけ）ちゃんです。実は前日に参拝に来たのですが寝ていたので、翌日にまた会いにきました。
境内には藤棚があり、毎年4月中旬～5月上旬にかけて藤の花が美しく咲き誇るそう。見頃の時期に「和気公園 藤まつり」が開催されて、たくさんの花見客で賑わうそうですよ。ネットで茶店があると見たのですが、藤まつりなどイベント期間にオープンしているのかも。
《展望台へ》 80メートル先と案内板が出ていましたが、階段が続いて100メートル以上に感じます。展望台には東屋が設置されて、休憩されているグループがいらっしゃいました。近くの犬飼の滝は見えませんでしたが、景色が見渡せて気持ちのよいプチ登山です。
和気神社（わけじんじゃ） 鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3986
次記事は近くの犬飼の滝・和気湯をご紹介いたします。