水俣市は熊本県の最南端に位置し、温泉地は湯の児温泉湯の鶴温泉があります。湯の鶴温泉は市街地から約8キロメートル行った山間に湧く静かな温泉地です。1185年に発見されて、古くから湯治場として賑わいました。

湯出川沿いに小さな宿数軒が営業をしていて、今回は「あさひ荘」に宿泊しました。料理の評判も良いようなので、食事と温泉がとても楽しみです。

初めて訪れましたが、館内は木の温もりにあふれて和の風情たっぷり。受付にはセルフサービスのコーヒー(宿泊者は無料・外来入浴者は100円)が用意されて、宿のもてなしを感じます。

〈素敵な小物、よく手入れされた館内〉 和風の小物が館内のあちらこちらに飾られて、鶴はこちらの温泉地にぴったりですね。廊下もよく磨かれてピカピカに輝いています。
 
宿泊はリーズナブルなプランが揃い、お風呂とトイレ付きの別館を予約しました。利用した客室(ほたる)はゆったりとした広さがあり、ローベッド(ツイン)が備わっています。大型TV・冷蔵庫・ドライヤー・洗浄便座付きトイレなども設置されて、快適に過ごせる客室です。

〈浴衣など、部屋菓子〉カゴの手提げを用意してある点もとても便利ですね。部屋菓子とお茶をいただきながら一休みして、温泉に入りましょう。

〈客室のお風呂〉雰囲気の良いお風呂が備わり、しかも嬉しいことに温泉が引かれています。部屋に温泉が引かれていると、いつでも浸かれていいですね。湯の鶴温泉はツルツルする泉質ですが、貸切風呂の湯はとくにツルツル度を強く感じます。

〈洗面所、ソファも備わっています〉

〈展望風呂〉 部屋のお風呂以外も利用したいと思い、階段を上って展望風呂へ。展望風呂は内湯と露天風呂があり、気持ちの良い湯が満ちています。宿泊者の入浴は夜は22時まで、朝は6時から利用出来ます。泉質はアルカリ性単純硫黄温泉、源泉温度56.8℃

〈展望風呂の露天風呂〉

〈岩の湯〉浴場は他にもあり、岩の湯もゆったりとした広さ。こちらは24時間入浴が出来ますので、寝る前にも浸かって温まりました。〈宿泊日2020年10月〉

〈貸切風呂〉貸切風呂も2室あり、空いていればいつでも入浴出来ます。宿泊者は入浴料金は無料というのも嬉しいサービス。大浴場に貸切風呂と、旅館内で温泉巡りが楽しめました。

湯の鶴温泉 あさひ荘 熊本県水俣市湯出1559-2、外来入浴料金400円
次記事は夕食(地元の旬の味覚を使った会席料理)、朝食をご紹介いたします。