安心院葡萄酒工房を見学しました

大分県宇佐市へ出かけて、安心院（あじむ）周辺の観光を楽しみました。自然豊かな盆地が広がる安心院は昼と夜の温度差を活かして、ぶどう栽培が盛んです。ワインの試飲や買物が楽しめる人気スポット「安心院葡萄酒工房」へ寄りました。

緑豊かな敷地にはワイン醸造場・ワイン貯蔵庫・試飲ショップ・ぶどう畑・展望台・杜の広場などが点在。以前訪れた「新酒祭」では杜の広場でミニコンサートが行われて、ワイン・ワインソフトクリーム、大分県特産の「はも料理」なども味わいました。

《ワイン醸造場》 今回、見学施設を巡ってきましたので少しご紹介いたします。ワイン醸造を1971年に開始し、30年を経過した2001年に「安心院葡萄酒工房」が開園。

見学通路から発酵・仕込みなどのタンクや作業の様子を見ることが出来ます。ワインが出来るまでがパネルで紹介されて、分かりやすい映像が流れています。

続いて進んだワイン貯蔵庫ではワインを貯蔵している様子や年代物のワイングラスを見学出来ます。貯蔵庫では年間を通してワインに最適な15℃～20℃の室温に設定。夏場に訪れた際はヒンヤリとして、とても涼めました。

《醸造したワインを瓶や樽で熟成中》

《世界のワイングラスを展示》 通路に様々な国や年代物のワイングラスが展示されて、4世紀から5世紀頃にエジプトで制作された「ローマングラス足付杯」なども。お城や城砦が描かれたレーマー杯（1885年・オーストラリア）も見事なワイングラスです。

《レーマー杯、グラスの花園》 他にも歴史の古い作品が展示されて、1～2世紀のローマングラス杯、ガリオン船形ぶどう種注ぎ（19世紀・ヴェネツィア）などもありました。

《あじむの丘農園》 ワイン専用品種のぶどうを栽培している、ぶどう畑も見学しました。写真はメルローという品種を栽培する区画ですが、他にもシャルドネ・ピオニエ・ナイアガラ・甲州・アルパニーニョなど、ぶどう畑が広がっています。

《メルロー》 訪れた時期はちょうど、ぶどうが実っていました。これから色々な作業を重ねて美味しいワインが出来上がるのですね。《訪問日2018年8月》

《展望台へ》 お時間がある方は展望台へもどうぞ。メルローが植えられたぶどう畑からは徒歩約5分、階段を100段上がって進んでいきます。

《階段が続きます、展望台の東屋》

《展望台からの眺め》安心院の景色を見渡せて、お天気の良い日は由布岳や鶴見岳も見えます。違う方向を見ると、宿泊したHOTEL AZ大分安心院店が見えました。ワイナリーに隣接して、レストラン・物産館「朝霧の庄」、家族旅行村があります。

安心院葡萄酒工房（あじむぶどうしゅこうぼう） 大分県宇佐市安心院町下毛798
営業時間 9：00～16：00、園内の見学は17：00までOK
休園日 毎週火曜日（祝日の場合は営業）・年末年始、入場料 無料
詳しい情報は施設のサイトをご覧ください。
次記事以降は試飲ショップ、ワイナリーレストラン「朝霧の庄」、2022年5月にオープンした辛島 虚空乃蔵（からしま こくうのくら）をご紹介しています。

安心院ワイン フランシスコ デラウェア [ 白ワイン 甘口 日本 500ml ]

• 出版社/メーカー: 三和酒類
• メディア: 食品&飲料