元乃隅神社を参拝しました [山口・島根の観光]
バスハイクで山口県長門市へ出かけて青海島遊覧の後は、元乃隅(もとのすみ)神社を訪れました。鳥居の上側、高さ5メートルに賽銭箱が取り付けてあり、賽銭を投げ入れるのは難しく、上手く入れば願い事が叶うといわれています。
以前訪れた(2014年)時とは境内の雰囲気がずい分変わり、大きい耳のおいなりさんがペアで鎮座しています。耳によって願い事をつぶやくと御利益が期待出来るようですよ。
〈参拝しました、見晴台へ〉
この一帯は北長門海岸公園に指定されて、眺めの良い景観が広がっています。車で約50分行くと、人気の観光地「角島・角島大橋」があり、車で約6分の場所には日本棚田100選に選ばれている「東後畑棚田」、車で約7分には高台の草原地「千畳敷」があります。
〈お守りや絵馬〉
〈赤い鳥居が並びます〉 1955年、島根県の太皷谷稲成神社から分霊、切り立った断崖の上に建立されました。龍宮の潮吹き方面へ続く参道に鳥居が100メートル以上に渡って並び、鳥居の朱色と草木の緑が映えています。
〈123基並ぶ鳥居〉
2017年にアメリカのテレビ局CNNで「日本の最も美しい場所31選」に紹介されて以来、大人気観光スポットになりました。有料駐車場や売店が整備されて、団体バスも続々と訪れています。
〈景勝地 龍宮の潮吹き〉 龍宮はこの地帯の海蝕地形の総称になり、タイミングが合えば波で削れて出来た洞内に打ち寄せる波が隙間より吹き上がる現象を見ることが出来ます。
北東の風が吹き、海が荒れると最大で約30メートルも吹き上がるそうです。前回来た時は小さな潮吹きを見ることが出来ました。この一帯の海岸は岩礁や洞穴が多く、龍宮洞・龍宮の舟隠しと言われる場所もあります。
〈元乃隅売店〉 バスハイクのフリータイムは短いので急ぎ足で参拝して、最後は売店へ。休憩テラスがあり、アイスコーヒーも販売。ドリンクを飲みながら寛がれている方もいらっしゃいました。訪れた日は蒸し暑く、売店で買ったアイスを食べながら涼みました。
売店はお菓子や食品など品揃えがよく、ポストカード・ジグソーパズルなども販売しています。元乃隅神社小野茶バウム・とらふぐせんべい・粒うになども喜ばれるお土産でしょうね。
〈乾燥ひじき、売店のお釣り入れもキツネ〉 お釣りをもらったところ、お釣り入りがキツネの形!お稲荷さんの遣いといわれるキツネは縁起が良さそうですよ。
お土産は名物の「長門鶏卵せんべい」・神社クッキー、写真はありませんが、湯免もなかも購入しました。長門鶏卵せんべいは長門市のブランド鶏「長州鶏」を平飼いした卵と、蜂蜜を使って素朴な味わい。どうにか夕方まで雨が降らずに、楽しいバスハイクになりました。
元乃隅神社・龍宮の潮吹き 山口県長門市油谷津黄498
営業時間 5:30~17:30、鳥居の撮影は17:30~翌5:30までは禁止
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青海島遊覧船に乗りました [山口・島根の観光]
日帰りバスハイクで山口県長門市仙崎へ出かけました。仙崎の海辺に「道の駅 センザキッチン」が出来ていて、車窓から眺めました。仙崎は古くから漁業の町として栄え、新鮮な魚介類や水産加工品を販売し、レストランやベーカリーもあります。
〈青海島遊覧船〉 バスハイクは青海島(おおみじま)遊覧船の乗船付き。小型イルカ船や中型クジラ船が停泊して、今回はクジラ船に乗り込みました。
バスハイクで仲良くなった皆さんと一緒に乗り込み、窓側の席へ座りました。船内は思ったより広く、トイレも完備して快適なクルージングです。出航後、スピードを上げて船は進みます。デッキに出ることも出来るので、潮風を受けながら景色を楽しみました。
〈青海島大橋をくぐります〉 青海島は北長門海岸国定公園に位置する周囲約40キロメートルの島。断崖絶壁や奇岩などが連なり、海上から眺める観光遊覧が人気です。
〈遊覧船とすれ違いました〉
〈花津浦(はなづら)〉 遊覧船のコースはその時によって異なり、私たちは「観音洞コース」を利用しました。見所に近づくと船がゆっくりと進み、観光アナウンスがあります。穴がぽっかりと空いた奇岩「花津浦」の左上には、観音さまのような姿をした岩が見えます。
〈赤瀬〉 赤く見える岩場が続く赤瀬も自然が創り出した見所ですね。青海島は別名「海上アルプス」と呼ばれて、眺めの良いスポットが点在。〈利用日2019年9月〉
〈夫婦洞〉 観音洞コースの最大の見所「夫婦洞」が近づいてきました。2つの洞門が寄り添うように並んでいることから名前が付いたそう。船は洞門へ向かってゆっくりと進んでいきます。
近くで見るだけと思っていたら、洞門の中へ入っていきますよ!船の両側はぎりぎりな感じで、奥の岩近くまで進み、スリル感もありますね。岩は光にあたって黄金色に輝いて見える部分や、赤っぽい色や黒い色など、自然美を鑑賞しました。
〈神秘的な洞門〉
利用したクジラ船は港へ着くと、最後にもう1つ楽しい演出が。写真では分かりにくいと思いますが、クジラのように潮を吹き上げます。約60分の遊覧はとても楽しめました。コースは他にも、一周コース・赤瀬コース・大島コースなどもあります。
青海島観光汽船 山口県長門市仙崎漁港南4297-2
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福徳稲荷神社 山口県下関市 [山口・島根の観光]
山口県下関市にバスハイクへ出かけて、豊浦町にある「福徳稲荷神社」へ寄りました。自然豊かな豊浦町は瓦そばで有名な「川棚温泉」があり、訪れたことがあります。海そばを走る国道191号線沿いで神社の看板を見たことがありますが、初めて参拝します。
バスも駐車できる広い駐車場(無料)があり、そこから階段で向かいました。境内がある場所は小高くなっていますので、階段も高さがあります。〈参拝日2019年3月〉
〈参拝しました〉 夕方近くに行ったので、バスハイクで訪れた私たち以外は参拝客が少ないようです。少し行くと人気の観光スポット「角島」もあります。長門市の元乃隅稲荷神社(2019年1月に元乃隅神社へ改名)も以前は少なかったのですが、超人気になりましたね。
〈開運銅鑼、開運絵馬を奉納〉
〈本殿から眺める景色〉 雄大な響灘を望む、ここからの眺めは絶景ですね!お天気がよいと青空と海がさらに美しく、夕陽も素晴らしいと思います。
参拝後は千本鳥居(開運鳥居)をくぐって駐車場へ戻ることにしました。千本鳥居沿いに上の社(谷獄稲荷)・中の社(谷森稲荷)・縁組稲荷・下の社(谷川稲荷)があります。
朱塗りの鳥居が続いて、くぐると御利益がありそうですね。下の社まで行ってみたかったのですが、時間の都合でバスに戻りました。いつかまたゆっくりと訪れたいと思います。
福徳稲荷神社 山口県下関市豊浦町宇賀2960-1
以前の記事では角島大橋、元乃隅稲荷神社(元乃隅神社)をご紹介しています。
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バスハイクで山口へ [山口・島根の観光]
日帰りバスハイクで山口へ出かけました。バス乗車場所はアクセスが便利な久留米出発(福岡県久留米市)を申し込み、西鉄電車で向かいました。西鉄久留米駅のホームから駅前の風景が見えて、あいすまんじゅうで有名な「丸永製菓」の看板も見えます。
バスハイクは昼食付きで団体用の食事処でいただきました。ブランド鶏「博多華味鳥」の甘酢炒め・冷やしうどん・小鉢などが付いた献立になり、枝豆ふんわり揚げが気に入りました。1人参加の方も多くて、食事時間に仲良くなった皆さんと、この後ご一緒して楽しい旅に。
山口県に入り、のどかな風景を見ながらバスは進んでいきます。山口の道を走ると目を惹くのは黄色のガードレールでしょう。黄色の理由は1963年に行われた山口国体の際に、何かおもてなしをしようと考えて、県道のガードレールを山口特産の夏みかん色にしたそう。
旅行のメイン観光は青海島の遊覧クルーズ(約60分)、そしてインスタ映えスポット「元乃隅神社」(約45分)です。バス乗車時は空がどんよりとして雨が降りそうでしたが、夕方までどうにか雨が降らずに観光を楽しめました。〈訪問日2019年9月〉
今回のお土産は、村田蒲鉾店で試食して美味しかった「瀬つきあじハンバーグ」、元乃隅神社の売店で買った長門鶏卵せんべい・湯免もなか・神社クッキーです。
長府観光会館 ふくランチ [山口・島根の観光]
日帰りバスハイクで山口県下関市長府観光へ行ってきました。長府毛利家の城下町として栄えた長府は武家屋敷の面影がたくさん残っています。ランチをいただいた長府観光会館を観光拠点にして、乃木さん通り、古江小路(ふるえしょうじ)~長府毛利邸などを散策しました。
店内は下関名物のふくを始め海産物やお菓子など、お土産品の種類が豊富。下関では”ふぐ”のことを”ふく”と言います。幸福の福にあやかるようにとの願いが込められているそうです。下関の銘菓「亀の甲せんべい」はパリッとして、どらやき「おそいぞ武蔵」もおやつにオススメ。
〈生簀を泳ぐふく、ふく茶漬・山口ふくふく煎餅〉 ふくの関長府観光会館店は、ふく仲買業の会社とふく専門加工会社の関連会社になり、たくさんのふく商品を扱っています。
ふぐの形をしたかすてら饅頭「ふく笑い」も楽しい。ふくカレーやくじらカレーなども喜ばれるお土産でしょう。バスハイクを利用した皆さん、色々と買われていました。
バスハイクの楽しみといえば食事ですよね!2階に食事処があり、個人客向けと団体客向けの食事メニューがあります。団体利用した私たちは到着に合わせて料理が並んでいました。長府観光会館は数回利用しましたので、少しご紹介いたします。
2018年9月に利用した際は、ふく刺身・ふく皮のサラダ・ふく白子豆腐・季節の釜飯・山口のブランド鶏「長州どり」の陶板焼き・茶そばなどが並びました。メインのふく料理や長州どりも美味しく、お焦げが出来た栗釜飯はアツアツ。
〈七福御膳〉 2019年3月も利用してランチをいただきました。メインのふく料理は前回と似ていますが、陶板料理がふく陶板焼きになり、ふく煮こごりもありました。
〈ふく釜飯〉 今回の釜飯もアツアツ、お焦げが出来るのが楽しみ。前回の献立もですが、今回の七福御膳も品数&ボリュームとも良かったと思います。
〈1階入口で晋作餅を販売〉 長州藩士として幕末に活躍した高杉晋作氏は梅の花が好きだったそう。そのエピソードから誕生した「晋作餅」は餅に紫蘇を練り込み、粒あんを包んだお餅になります。さらにお餅を紫蘇で包んだタイプもあり、どちらも1個100円。
紫蘇で包んでいない晋作餅は風味が優しい感じ。紫蘇で包んだタイプは思ったより紫蘇の風味が強く、好きな味です。軽食コーナーは、うどん・ソフトクリームなどのメニューもあります。
〈ふくあぶり焼き、バスハイクのお土産〉 おつまみにふくあぶり焼きもオススメ。この後立ち寄った蒲鉾店でも、いかめんたい天やちくわをお土産に買いました。
ふくの関 長府観光会館店 山口県下関市長府侍町2-1-15
営業時間 9:00~18:00
前記事までは長府の町なみ散策、長府毛利邸をご紹介しています。
産直王国 下関 国産 とらふぐ 10点セット ふぐフルコース (約3~4人前)
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長府毛利邸を観光しました [山口・島根の観光]
山口県下関市長府は1602年に、毛利秀元公(毛利元就公のお孫さん)が入府し、長府毛利5万石の城下町として栄えました。長屋門や練塀など、武家屋敷の面影がたくさん残り、散策も楽しいですよ。バスハイクで出かけて、長府毛利邸を観光しました。
長府毛利家第14代当主の毛利元敏公が、この地に建てた邸宅が「毛利長府邸」として一般公開されています。1903年に完成し、1919年まで実際に毛利長府家の邸宅として使用されました。武家屋敷造りの重厚感ある母屋や、風情あふれる日本庭園も見所になっています。
〈廊下も風情がありますね、中庭もよい雰囲気〉
〈広間〉 訪れた3月2日は「長府毛利邸のひなまつり」が開催中で、広間や部屋にお雛が飾ってありました。柳川伝承まり・さげもん作品展も行われて、吊り下げられた「さげもん」もたくさん。母屋の造りを見学しながら、同時にお雛様見物も楽しみましょう。
〈初代 金林真多呂氏の作品、他の部屋にも飾られています〉
〈丹頂鶴と青竹図〉明治時代に活躍した日本画家の川端玉章氏の作品も残っています。裏は白い鷹と松図と案内があり、後で廊下をまわって見ようと思っていたところ忘れました。
〈広間から見る庭〉
四季折々の景色が楽しめて、風情のある日本庭園ですね。池泉回遊式庭園が造られて、母屋奥から庭に出ることも出来ます。〈利用日2019年3月〉
〈お抹茶、明治天皇御宿泊の間〉 一部の部屋は当時のまま残されています。邸宅見学途中、生菓子付き抹茶(有料)をいただきながら、休憩のひととき。
〈蔵の展示室も見学しました〉
蔵の中は長府毛利家初代藩主の毛利秀元公のパネル展が開催されていました。バスハイクの自由時間が少なかったので急ぎ足の見学となりましたが、楽しめました。前記事では乃木さん通りと古江小路、次記事はランチをいただいた長府観光会館をご紹介いたします。
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下関市長府へバスハイク [山口・島根の観光]
スーパーの懸賞で日帰りバスハイクが当選して出かけました。バスは西鉄久留米駅前から出発、ジュエリーショップに行った後、山口県下関市へ向います。私と同じように1人で参加されている方も多く、仲良くなった方と食事や散策をご一緒しました。
〈バスハイクに出発、下関市へ入りました〉
長府観光会館でランチ後は、1時間少しの自由行動です。バスハイク特典で入場券を貰った「長府毛利邸」まで片道約15分。ご一緒したMさんと、壇具川沿い~長府毛利邸~古江小路(ふるえしょうじ)の散策をしましょうと、向かいます。〈訪問日2019年3月〉
〈錦鯉が泳いでいます、ふぐデザインのマンホール〉
〈乃木さん通り〉 実は案内MAPを見間違えて、予定とは違う方向に来てしまいました。乃木神社の参道近くの商店街「乃木さん通り」には、色々なお店が軒を連ねて楽しいですね。急ぎ足で見て歩きながら、古江小路や長府毛利邸を目指します。
〈鼓石山 正円寺〉 城下町長府には寺院や神社が点在し、乃木さん通りにも。正円寺の境内には県指定天然記念物の大イチョウがあり、通りからも少し見えました。
〈本覚寺〉 正円寺の隣にある本覚寺の立派な楼門も目を惹きます。写真を撮った時は気が付きませんでしたが「天馬門」と書かれて、馬の彫り物があり珍しいですね。
〈古江小路〉 長府の歴史は古く、193年に仲哀天皇が仮の皇居「豊浦宮」を置かれて、その後に国府(役所)を設置。1602年には毛利秀元公(毛利元就公の孫)が入府し、長府毛利5万石の城下町として栄えました。長屋門や練塀など、武家屋敷の面影がたくさん残っています。
〈管家長屋門・練塀(下関指定有形文化財)〉 菅家(かんけ)は毛利秀元公に京都より招かれて、侍医兼侍講職を務めました。武家屋敷の屋敷構えとは少し趣が異なり、代々藩中医家の名門としてふさわしい構えになっています。
〈古江小路 桂月、Cafe旅の途中〉 風情あふれる食事処やカフェの前も通りました。古江小路桂月では、そば懐石や懐石料理が味わえるようですよ。古江小路入り口にあるCafe旅の途中で、おやつ休憩をしたいなぁと思いましたが、時間がないので残念。
古江小路のゆるい坂道を進んで坂の上に到着。ここから主な観光スポットまでの距離ですが、長府毛利邸(100メートル)、功山寺・市立歴史博物館(各350メートル)、乃木神社(500メートル)、覚苑寺(550メートル)など。いつか、ゆっくりと観光に訪れたいと思います。
〈撮影日2019年3月2日〉坂の上から見る古江小路も風情がありますね。次記事以降は長府毛利邸、長府観光会館の食事をご紹介いたします。