豊後中村駅~野矢駅~南由布駅へ [大分の観光]
2022年10月は秋休みをもらって大分県・湯布院観光へ出かけました。向かう途中、九重町にあるJR豊後中村(ぶんごなかむら)駅に寄ってみました。初めて寄りましたが、茅葺屋根の駅舎は風情がありますね。
〈駅周辺はのどかな風景〉
駅舎を撮影していると、特急「ゆふいんの森」が通過していきました。博多と由布院や別府を結ぶD&S列車(デザイン&ストーリー列車)になり、以前乗車したことがあります。
プチ鉄子になったこの日、続いては野矢(のや)駅へ向かいます。国道210号線から入ってしばらく進むと「野矢駅」の案内板があり、下り坂を進んで行きます。
〈野矢駅に到着しました〉
駅そばに民家がありますが、雰囲気は山の中にポツンとあるような感じです。近くの道は通ったことがありましたが、駅には初めて寄りました。
野矢駅といえば、今はもう浸かることが出来ませんが、近くに素朴な温泉がありました。施設の看板はなく、やかんが目印になっていたなぁと懐かしい。
〈南由布駅〉由布院温泉へ向かう寄り道の最後は南由布(みなみゆふ)駅へ。由布院駅からは車で約8分、こちらの駅も初めて行きました。
時刻表を確認せずに行きましたが、しばらく待っていると列車が到着。由布岳をバックに列車を撮影出来て旅の楽しい思い出に。この後は由布院駅周辺を散策します。
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田ノ浦ビーチ 大分市 [大分の観光]
大分観光へ出かけてドライブ中の休憩に「田ノ浦ビーチ」へ寄りました。別府市から大分市街地へ向かう国道10号線沿いにあり、大分自動車道大分インターから車で約15分。近くに「大分マリーンパレス水族館うみたまご」や「高崎山自然動物園」があります。
砂浜のそばに遊歩道が整備されていますので、散策を楽しみましょう。別府湾の海浜を活かした総合公園になり、夏は海水浴が楽しめて人気のビーチだそう。無料駐車場を完備している点も便利。
〈レストハウス〉天井が高く開放的な休憩所で一休み。レストハウス内にはロッカー・温水シャワー(有料)、屋外シャワー(無料)がありますので海水浴も快適ですね。
〈夢航海カピタン号〉帆船の形をした大型遊具は子供たちにも人気ですね。乗船して展望デッキから田ノ浦ビーチや別府湾の景色を眺めました。
〈別府市側の眺め〉たくさんの旅館やホテルが建ち並んでいる様子が分かります。
〈人工島〉沖に浮かぶ人工島(田ノ浦アイル)はリゾート地のような雰囲気。橋でつながっていますので渡ってみましょう。それにしても海水がとても綺麗ですね。
〈人工島の田ノ浦アイルへ〉
橋を渡る途中、穴が開いたところから見てみると面白い感じでした。レストハウスや大型遊具がある反対側はレストランがあり、フレンチが楽しめるそうです。
田ノ浦アイルでは野鳥の姿も見ることが出来て、海の眺めにも癒されました。ロマンチックなスポットとして「恋人の聖地」に選定されています。〈訪問日2021年10月〉
田ノ浦ビーチ 大分県大分市神崎4253
開園時間 9:00~23:30(駐車場は9:00に開場、23:30に施錠)
ざびえる本舗 大分銘菓詰合 24個入り(ざびえる 12個 瑠異沙 12個)
- 出版社/メーカー: わが街とくさんネット
- メディア: その他
大漁寿司 国東市 [大分の観光]
国東半島の観光へ出かけた際に、以前から行ってみたいと思っていた回転寿司「大漁寿司」へ向かいました。大分空港から別府市方面へ車で約5分、国道213号沿いに建ち、看板が出ているので分かりやすいと思います。すぐ近くには洋食レストラン「くにさき牧場」があります。
〈お店の外観〉
店内はカウンター席・テーブル席・フローリングの座敷があり、普通の回転寿司と同じようにお寿司が流れるレーンがあります。〈利用日2020年5月〉
地元で獲れる旬の地魚が味わえて、大分を代表するブランド魚「関あじ」がまわってきました。高級な関あじですが、流れてくるものを取ると、何と1皿100円(税別)の安さなのです。ちょうど良いタイミングで流してくださり、色々なネタを味わいました。
流れてくるお皿はデザインや色が違いますので、本当は値段もそれぞれ違うのでしょうね。訪れた日はチヌ(クロダイ)・イシダイ・はも・ひらめ・めばる・ほうぼう・ふぐ・かわはぎなども流れてきました。1皿100円で味わえて、美味しい地魚に大満足です。
〈オニオコゼ〉
味噌汁のメニューもあり、貝汁(あさり)は100円。あら汁(200円)は魚のあらがたくさん入って食べ応えがあります。おこぜあら味噌汁・ふぐあら吸物(各300円)も良さそう。
〈ひらめ・めばる〉
城下カレイ(150円)も流れてきて、ビックリ!城下(しろした)カレイは大分県・日出(ひじ)町で獲れた上質な真子鰈(マコガレイ)になり、旬は5月~7月です。江戸時代には徳川将軍家へ献上されていたそう。貴重な地魚も味わえる大漁寿司はまた訪れたいと思います。
大漁寿司 大分県国東市安岐町下原2746-5
営業時間 10:30~21:00、定休日 第2水曜日・第4水曜日
関アジ関サバ りゅうきゅうセット2人前 【大分県佐賀関漁協直送/冷凍/あつめし】
- 出版社/メーカー: 大分県漁業協同組合佐賀関支店
- メディア: その他
由布院ミルヒ 大分空港店 [大分の観光]
大分県・国東(くにさき)市へ出かけて、大分空港に寄りました。ロビーに県内の温泉地名が入った風呂桶のオブジェが飾られています。別府温泉や由布院温泉を始め、温泉地がたくさんあり、ここ国東半島にも温泉地が点在して、以前温泉巡りを楽しみました。
お土産売場「空の駅 旅人(たびと)」は大分の物産品が種類豊富に揃っています。2019年8月には湯布院の人気スイーツショップ「由布院ミルヒ」がオープン。湯の坪街道やJR由布院駅前の店舗は行ったことがありますが、大分空港店は初めて利用します。
湯布院産の牛乳をふんだんに使って手作りした、ケーゼクーヘン・プティング、マスカルポーネとクリームチーズが2層になったレアチーズケーキ「Wケーゼ」などが並んでいます。5~6時間までの持ち歩きに対応している冷凍商品もありますので、お土産にもオススメです。
〈ミルヒプディング、ケーゼクーヘン〉
今回は常温で日持ちがする焼きドーナツ「クラッフェン」の5個入り(540円)と、ケーゼクーヘン(150円)、抹茶ケーゼクーヘン(170円)を購入。焼きドーナツは、もちもちの食感で食べやすいサイズです。〈料金は2020年5月現在〉
〈展望デッキ〉 展望デッキを利用して、おやつにケーゼクーヘンをいただきました。飛行機の離発着を眺められて、ウッドデッキのテラスは良い雰囲気ですね。展望デッキのデザインは大分の魅力的な海・山・空がコンセプトになっているそう。
3層になったチーズスフレ「ケーゼクーヘン」は冷たく、とてもなめらかな食感。抹茶ケーゼクーヘンには京都宇治抹茶と大納言あずきが使われて、濃厚な味わい。お手軽な料金ですので、2つ購入して食べ比べも楽しいと思います。
由布院Milch(ゆふいんミルヒ)大分空港店 大分県国東市安岐町下原 大分空港内
大分空港展望デッキと売店 [大分の観光]
大分県・国東(くにさき)市へ出かけて、大分空港に寄りました。駐車場料金は30分まで無料ですので送迎にも便利です。それ以降は普通車の場合、1時間100円・1時間半200円・2時間300円、以降1時間毎に150円、最大料金(24時間)500円になります。
空港内は飛行機に搭乗しなくても楽しめるレストランやショップなどがあり、展望デッキも行ってみました。向かう通路には大分空港のマスコットキャラクター、ペンギンのマーシャルくんの壁画があり、空港で働く様子が描かれて楽しいですよ。
以前行った時とは雰囲気が違うなぁと思ったら、2016年12月にリニューアルしてありました。展望デッキのデザインは大分の魅力的な海・山・空がコンセプトになっているそう。ウッドデッキは雰囲気が良くて、芝生広場や望遠鏡も設置されています。
〈飛行機の離発着を眺めました〉
〈カメラスポット〉 透明の強化ガラスは6ケ所の穴が開けられて、撮影に便利です。滑走路の向こうには海が望めて、お天気が良くて霞んでいない時は四国が見える眺望。
〈離陸して行きました〉
〈由布院ミルヒのスイーツ、テーブル・椅子も設置〉 空港内の売店でスイーツを買って展望デッキ(入場無料)でおやつタイムです。テーブルや椅子も用意してありますので休憩に便利ですね。
お土産売場「空の駅 旅人(たびと)」は物産品が種類豊富に揃っています。大分特産「かぼす」を使ったお菓子、臼杵煎餅、ざびえる、かるかん、荒城の月・三笠野など、お菓子も豊富。見てまわると、地域のアンテナショップ、お酒コーナーもありました。
〈混ぜご飯の素、関あじ関さば最中〉 高級ブランド魚の関あじ・関さばは身が引き締まってコリコリの食感で美味しいですよ。以前、本場の佐賀関を訪れて味わいました。
〈小鹿田(おんた)焼き〉 大分県日田市、のどかな山里に小鹿田焼きの里があり、10軒の窯元が一子相伝で技法(国の重要文化財)を受け継いでいます。時々出かけて、窯元巡りや山のそば茶屋の食事を楽しんでいます。
大分空港 大分県国東市安岐町下原
前記事は国東半島のドライブ、次記事以降は由布院ミルヒのスイーツ、旬の地魚が味わえる大漁寿司をご紹介いたします。
国東半島をドライブ [大分の観光]
大分県の北東部にある国東(くにさき)半島は、仏教文化遺産や城下町の町並みが残り、自然豊かな景観が広がっています。国東半島をドライブして、夕陽の絶景スポット「真玉海岸」、縁結びの「恋叶ロード」、開運ロードにある「とみく開運橋」を観光しました。
〈道の駅くにみ〉 国東半島の最北端部、海岸線に建つ「道の駅くにみ」に寄りました。キツネ踊りで有名な姫島が近くに見えて、空気が澄んでいる日は四国の島々も遠くに見えるそう。建物横には「願いタコ」のオブジェがあります。おやつは濃厚なソフトクリームを。
特産物を販売する直売所やレストランなどがあり、直売所は品揃えが豊富。大分特産のかぼすを使った商品から「かぼす入りおかかの佃煮」、あなごの荒ほぐし焼きをお土産に購入。あなごの荒ほぐし焼きも良いおつまみになりますね!美味しくいただきました。
〈とみく開運橋〉 国東町の富来港から文殊仙寺まで続く約10キロメートルが「富来路(とみくじ)」と呼ばれる開運ロードです。富が来るという縁起の良い地名から、商売繁盛や宝くじ当選祈願に訪れる方が多いそう。
〈先に見える橋が願い橋叶う橋〉
〈マネーき猫〉 とみく開運橋すぐ近くの公園でオブジェを見つけました。観光パンフレットで知って訪れましたが、オブジェに気付かずに通り過ぎて先にある富来港へ行ってしまい、引き返してきました。
〈石を入れて運だめし〉 石を入れるとお腹を通って背中側にころんと転がります。仕切りで大吉や吉など、おみくじになっていて楽しいですね。金運がアップしますように。
〈大分空港へ寄りました〉 空港内は飛行機に搭乗しなくても楽しめるレストランやショップなどがあり、展望デッキ(入場無料)へ行ってみました。向かう通路には大分空港のマスコットキャラクター、ペンギンのマーシャルくんの壁画があり、空港で働く様子が描かれて楽しいですよ。
今回は道の駅や大分空港などでお土産を買いました。焼きドーナツ(由布院ミルヒ)を始め、湯布院のお土産は、旅行情報サイト「LINEトラベルjp」に湯布院土産に買いたい!手軽なばらまき菓子をご紹介しています。 ご覧いただけると幸いです。
〈宇佐神宮 おりがさね、かぼすクッキー〉 今回買ったお菓子も良いおやつになりました。次記事以降は大分空港、由布院ミルヒ 大分空港店、旬の地魚が味わえる「大漁寿司」をご紹介いたします。2023年10月にも国東半島を観光しました。
宝泉寺温泉観光物産館 宝泉寺駅 [大分の観光]
大分県九重町観光に出かけて、宝泉寺(ほうせんじ)温泉へ寄りました。JR豊後森駅から車で約20分、町田川に旅館が並ぶ、のどかな温泉地です。温泉街入口に建つ「宝泉寺温泉観光物産館 宝泉寺駅」は廃駅となった駅舎を利用して、2017年に物産館としてオープンしました。
敷地の一角には駅で使用されていた腕木式信号機などが常設展示されています。宝泉寺駅のホームは駅舎より高い位置にあったため、トンネルから階段を上がった先がホーム跡です。
〈鉄道資料館を見学しました〉 1階は地元で採れた新鮮野菜や物産品を販売して、焼きたてパンや駅弁なども並んでいます。2階には鉄道資料館があり、無料で見学出来ます。
旧国鉄宮原線は1937年開業、大分県九重町「恵良駅」~熊本県小国町「肥後小国駅」まで、総延長約26キロメートル、1984年12月の全線廃業を迎えるまで活躍しました。
当時の貴重な資料が展示されていますので、プチ鉄子になって見て回りました。宮原線(みやのはるせん)の車両は1967年までキハ07形・キハ40形・キハ53形が使われていたそうです。
〈イートインコーナー〉 展示スペースに隣接してイートインコーナーが設けられていますので、駅舎の名残を感じながら休憩しましょう。〈利用日2019年5月〉
縁起の良い焼き印入りの「宝当ホイップパン」(180円)を購入してイートインコーナーでいただきました。ホイップクリームと餡が入って、おやつに良いボリューム。宝泉寺温泉の各旅館が手作りした駅弁も美味しそうでしたよ。休憩後は温泉街を少し散策します。
宝泉寺温泉観光物産館 宝泉寺駅 大分県玖珠郡九重町菅原1850-19
営業時間 9:00~19:00
八鹿酒造 銀座のすずめ 飲み比べ セット KBW-2 [ 焼酎 25度 大分県 720mlx3本 ]
- 出版社/メーカー: 八鹿酒造
- メディア: 食品&飲料
二ノ宮八幡宮 大分 [大分の観光]
大分県豊後大野市へ出かけて、日本の滝百選に選ばれている「原尻の滝」に寄りました。東洋のナイアガラと呼ばれて滝幅120メートル、落差20メートル。川沿いに遊歩道が整備され、滝見の吊り橋もあります。春はチューリップ祭りが行われて、色とりどりに咲いています。
滝周辺を散策することにして、近くの二ノ宮八幡宮へ参拝しました。原尻の滝から徒歩3分くらいの距離になり、のどかな田園風景を眺めながら進んでいきます。写真は二の鳥居になり、一の鳥居は原尻の滝の上流、川の中に建立されています。
〈石段を上がって社殿へ〉
〈参拝しました〉 原尻の滝は時々訪れていましたが、二ノ宮八幡宮は初めて参拝しました。敷地内は緑豊か、立派な神社ですね。〈訪問日2019年4月〉
動物・花々・縁起のよい七福神などが描かれた天井画には、原尻の滝も描かれています。年月とともに残念ながら色あせたものが殆どですが、色鮮やかなものも。
社殿の左側に「一ノ宮八幡宮」へ徒歩3分と案内が出ています。一ノ宮八幡宮、二ノ宮八幡宮、少し離れた場所にある三ノ宮八幡宮を合わせて「緒方三社」と言うそうです。
二ノ宮から一ノ宮へ続く参道にはイノシシやシカの侵入防止用のフェンスが設置されています。バンドを外せばフェンスの扉は通行出来ますので、参道を進みました。通行後は忘れずにバンドで扉を閉めましょう。
〈一ノ宮八幡宮も参拝しました〉 2つの八幡宮を参拝して清々しい気持ちになりました。
〈目を見開いたような狛犬、鳥居に掛けられた八幡宮〉狛犬のデザインも神社によって様々ですね。毎年11月下旬に、滝のすぐ上を御神輿が渡る「緒方三社川越しまつり」が行われます。三社の祭神は親子同士で、年に一度だけ再会して楽しく過ごすそうです。
二ノ宮八幡宮 大分県豊後大野市緒方町原尻501