長崎市恐竜博物館を見学しました [長崎の観光]

長崎県・野母崎(のもざき)観光へ出かけて、水仙の丘を散策した後はすぐそばに建つ長崎市「長崎市恐竜博物館」を訪れました。

〈常設展示室〉太古の時代からの生物の進化・地球や恐竜の歴史なども学べる展示に。長崎では10メートルクラスのティラノサウルス科の歯や、国内最大級のバドロサウルス(草食恐竜)の化石など、貴重な標本が数多く見つかっています。

〈メソサウルス〉こちらは今から約3億年~2.5億年前の古生代ペルム紀に生息していた爬虫類の仲間「メソサウルス」になり、産出国はブラジルです。

展示室の奥には展示空間が広がり、恐竜の全身骨格レプリカがたくさん展示されています。海側に大きく採られた一面から、沖に浮かぶ軍艦島が見えました。

〈ティラノサウルスの全身骨格レプリカ〉全長約13メートルもあり、間近で見ると今にも襲ってきそうな迫力。

〈2階の展示〉見てまわると動いている恐竜も。全長約6メートルのロボットは鱗や羽毛なども再現されて、声を上げる姿など迫力があります。2階から見ると、飛んでいる恐竜の骨格標本の様子もよく分かります。

〈オープンラボ〉収蔵庫・化石クリーニング室・資料工作室・X線機器室など、化石研究の様子も見学しました。顔出しパネルを利用して記念撮影も楽しいですよ。

〈収蔵庫〉発掘や購入で集めた標本(化石)を保管してある部屋です。この後、色々な工程を経て展示されていくのでしょうね。

〈ミュージアムショップ〉施設のオリジナルグッズ・お菓子を始め、恐竜に関するフィギアやぬいぐるみなどが揃っています。

〈恐竜のぬいぐるみ〉

イラストレーターの月本さんが絵描かれた恐竜デザインの入場券は良い記念になりました。建物そばの広場は眺めがよく、フォトスポットになっています。〈訪問日2023年1月〉

長崎市恐竜博物館 長崎県長崎市野母町568-1
詳しい情報は施設のサイトをご覧ください。
前記事は野母崎の観光(水仙の丘・軍艦島)、次記事はNomon長崎・のもん湯をご紹介いたします。
野母崎観光へ出かけました [長崎の観光]

長崎県佐世保市のハウステンボスへ行った後は、長崎自動車道を利用して長崎市までドライブし、野母崎(のもざき)へ。長崎市野母崎は九州本土最西南端に位置し、美しい海岸沿いの国道499号線は「ながさき サンセットロード」と呼ばれています。

夫婦岩のそばに造られた公衆トイレの屋上は展望所になっています。

目の前には海が広がって沖に浮かぶ軍艦島(端島)が見えます。無料で利用できる双眼鏡が設置してありますがピント調整が壊れているようで残念でした。

〈夫婦岩〉岩の間、中央に見える島が端島です。江戸時代後期に石炭が発見され、明治時代に本格的に石炭採掘を開始。最盛期には約5,300人が暮らし、小さな島は色々な施設が出来て繁栄しました。

〈世界遺産の軍艦島〉鉄筋コンクリートが建ち並ぶ姿が軍艦に似ていることから「軍艦島」と呼ばれるように。残念ながら1947年に炭鉱が閉山となり、その後無人島となりました。

〈水仙の丘〉訪れた1月中旬は水仙が咲き始めて「のもざき水仙まつり」が開催中。軍艦島を望む小高い丘にたくさんの水仙が咲きます。のもざき水仙まつり:2023年は1月7日~1月22日

〈かおり風景100選〉水仙の甘い香りに潮風の香り、そして花と海・空のコントラストがとても美しいことから、環境省の「かおり風景100選」に選ばれています。

〈軍艦島をバックに〉

〈長崎のもざき恐竜パーク〉水仙の丘そばにはこども広場・軍艦島資料館・長崎市恐竜博物館・特産物販売所などがあり、以前訪れた時とは様子がかなり変わっています。

〈軍艦島資料館〉石炭採掘や島での暮らしの様子など、写真やパネルを使って紹介。観覧料:200円、長崎市恐竜博物館との共通券500円

長崎市恐竜博物館(2021年オープン)はぜひ行ってみたいと思っていましたので、今回訪れました。常設展示・企画展示・オープンラボ・ミュージアムショップなどがあります。観覧料:500円

〈Nomon長崎・のもん湯〉長崎市恐竜博物館や水仙の丘から約500メートル(車で約2分)、海辺に宿泊施設「Nomon長崎」があり、温泉施設「のもん湯」もあります。この日は外来入浴とランチを利用しました。〈訪問日2023年1月〉

軍艦島カステラ3本セット 佐賀県 軍艦島の絵柄がプリントされたしっとり濃厚でコクのあるカステラ
- 出版社/メーカー: 株式会社オフィス・タカハシ
- メディア:
長崎自動車道を利用して野母崎へ [長崎の観光]

ハウステンボス(長崎県佐世保市)へ出かけた翌日、お天気が良かったので野母崎(長崎市)へ向かうことに。ドライブ途中、カステラ店「異人堂」そばを通りました。以前バスハイクで寄った際に、ざぼんカステラを買ったことがあり懐かしい。

長崎自動車道の諫早インターから入り、長崎インターまでの区間を利用。日頃はトコトコと一般道を走ってドライブしていますので高速道路の利用は久しぶりです。

幾つかトンネルをくぐって距離が少し長いトンネルも。

車の助手席で道沿いの景色を眺めながら時々写真をパチリ。目的地での観光はモチロン楽しみですが、向かう途中にも色々な風景が広がって楽しいです。

久しぶりに訪れた野母崎は水仙が咲き始めて、のもざき水仙まつり(2023年度は1月7日~1月22日)が開催中。水仙の丘を散策しながら、沖に浮かぶ軍艦島を眺めました。

帰り道は長崎インターから東そのぎインターまで利用して、途中の今村PA(上り)に寄りました。コンビニがあり、建物に併設して東屋や緑地もあります。

コンビニでは長崎のお菓子も販売してあり、カステラや九十九島せんぺいを始めお土産の品揃えが豊富。長崎バスをモチーフにした「長崎バスオランダ焼きショコラ」、長崎カステラぷりん、ざぼんカステラなども喜ばれるお土産でしょう。


店舗前にテーブルセットを設置してありますのでドリンク休憩にも便利ですね。九州産のざぼんを使用した「ざぼんカステラ」は風味がよくて甘さ控えめ。

九十九島せんぺいはよく買っていて、パリッとしてピーナッツが香ばしい煎餅です。六角形のデザインは縁起物の亀の甲羅、ピーナッツは九十九島の島影を表して表現。季節限定も発売されて、写真左は以前買った春限定商品、右は通常商品になります。

今村PAの次は大村湾PAにも寄ってみました。売店・レストラン・軽食コーナーがあり、こちらも長崎のお土産品が揃っています。

〈恋人の聖地に認定〉高台に位置し、大村湾を一望できる眺め。ハート型のアーチが設置されて、記念撮影スポットとしても人気のようです。

レストランのメニューは長崎名物のちゃんぽん・皿うどんを始め、中華丼・唐揚げ定食・アジフライ定食・とんこつラーメンなど。ちゃポリタンも食べてみたいと思いました。

〈長崎御犬カステラ〉こちらの売店でもカステラが色々ありますが、ペット用のカステラもあるとは。来る途中にお店を見かけた異人堂のカステラも置いてありました。

大村湾PAを出てしばらく走り、東そのぎインターを出て一般道へ。景色もおやつ休憩&お土産購入も楽しめた高速道路のプチ旅でした。次記事以降は野母崎の観光をご紹介いたします。〈訪問日2023年1月〉

文旦堂スペシャルアソート 長崎カステラ 3本 ざぼん漬け お土産袋 セット
- 出版社/メーカー: R251
- メディア:
長崎バイオパーク スナネコ [長崎の観光]

長崎県西海市にある長崎バイオパークへ行って、動物たちとの触れあいを楽しみました。続いては楽しみにしていたスナネコに会いに行きましょう。

話題になっているスナネコは九州初登場。2021年2月にメスが那須どうぶつ王国から、オスが神戸どうぶつ王国から来園しました。元気に動きまわるため、写真はなかなか撮れません。

〈オスのマフ〉ガラス越しですが初めて見るスナネコ、可愛いですね。元々は砂漠に生息する野生のネコで牙が鋭く気性も荒いため、ペットとしての飼育は出来ないそう。

訪れた時はメスのハディーヤが出てきていないと思ったら、出産準備中だったようですね。2022年10月、スナネコの赤ちゃんが2頭誕生しました。

〈グッズも販売〉売店には色々なお菓子を置いてありスナネコグッズもあります。

〈スナネコのお菓子〉素敵なグッズやお菓子はお土産に喜ばれますね。久しぶりに訪れた長崎バイオパークは楽しいスポットでした。〈訪問日2022年10月〉
長崎バイオパーク 長崎県西海市西彼町中山郷2291-1
前記事は他の動物たちやランチをご紹介しています。
長崎バイオパークへ行ってきました [長崎の観光]

動物たちに会いたくなって、久しぶりに長崎バイオパーク(長崎県西海市)を訪れました。広々とした園内は動物の飼育数が約200種類、栽培している植物数が約1,000種類。無料駐車場が完備されている点も便利です。

〈ルリコンゴウインコ〉園内は12のゾーンに分かれて、たくさんの動物たちが暮らしています。オリや柵を極力設けない「生態展示」方式を採用しており、こちらのインコたちは紐などでつながれていません。自然に近い状況で、のびのびと暮らしているようですよ。

動物たちの中から少しご紹介いたします。人に慣れている動物が多く、「マーラ」は餌くださ~いと近寄ってきます。

〈インドオオコウモリ〉

〈フラミンゴ〉

動物園は普通は餌やり禁止が多いですが、長崎バイオパークはそれぞれのゾーンにいる動物に合わせた餌を販売していますので、餌やりも楽しみましょう。

人気者のカピバラとの触れ合いも楽しみ。訪れる度に色々な動きや表情を見せてくれて、池に飛び込み上手に泳ぐ姿も楽しいですよ。

〈カンガルー〉

〈クロキツネザル〉以前会ったキツネザルの島付近にいないなぁと思ったら、リスザルの森付近に数頭がきていました。クロキツネザルはマダガスカル島に生息するキツネザルの仲間で、群れを作って主に木の上で生活しています。2022年11月現在、9頭で群れを作っているそう。

オスは全身真っ黒ですが、メス(上の写真)の毛は茶褐色で耳の周りが白色。オスとメスで色が違うのは哺乳類では珍しいそうです。

〈リスザル〉餌が入ったカプセルを持つと、次々と近寄ってきます。餌を美味しそうに食べる姿が可愛くて、小さな手もキュート。動きが素早くて、一見リスに似ていることから、リスザルと名前が付いたそう。

園内をまわる途中、リスザルの森入口にある「カフェキウィ」を利用しました。鳥カツバーガー・揚げたこ焼き(各550円)は手軽なランチになりました。※料金は2022年10月現在

〈トルコランチ〉以前訪れた際はアンデス広場にある「レストランケーナ」を利用して、長崎のご当地グルメ「トルコライス」をいただきました。ドライカレー・とんかつ・スパゲティが彩りよく盛られて、大人のお子様ランチという感じです。〈訪問日2022年10月〉
長崎バイオパーク 長崎県西海市西彼町中山郷2291-1
次記事は九州初登場のスナネコをご紹介いたします。

るるぶ 長崎 ハウステンボス 佐世保 雲仙 '24 (るるぶ情報版)
- 出版社/メーカー: JTBパブリッシング
- 発売日: 2022/11/11
- メディア: ムック
佐世保市世知原観光 [長崎の観光]

長崎県佐世保市、世知原(せちばる)町は明治から昭和に架橋された石橋が点在して、石橋の町として知られています。また朝夜の寒暖差が大きく、冷涼で霧深い気候を活かし高品質な「世知原茶」を栽培。

佐世保観光へ出かけて、世知原町のスポットを幾つかまわりました。山道をぐんぐん進んで板山公園(みやまの里)へ行くと、道路脇で巨大急須&湯呑みを見つけました。お茶処ならではの楽しいモニュメントですね。

〈公園の展望台〉


展望台からは世知原を見渡せるそうですが、公園のまわりは木が茂っていますので、よく見えませんでした。タイタニック風に記念撮影を楽しみ、駐車場へ戻ります。


広場では花が少し咲いていて、蝶を見つけました。自然公園という感じですが、トイレや駐車場が整備されています。

〈世知原あじさいロード〉 石坂池から宿泊施設「山暖簾(やまのれん)」へドライブ。約4.5キロメートルに約1万本の紫陽花が植えられて、毎年6月上旬~下旬に見頃を迎えます。

〈撮影日2021年6月〉鮮やかに咲く紫陽花は綺麗ですね。世知原あじさいロード全体では約3万本を植樹しているそう。

〈山口神社のオガタマノキ〉 世知原町栗迎を通過している際に山口神社へ寄りました。境内に御神木「オガタマノキ」がそびえて、佐世保市の天然記念物に指定されています。


〈参道に紫陽花が咲いていました〉


〈以前購入した揚げサンド〉山口神社から少し行った場所にある真弓精肉店は、揚げサンドが人気のお店。ずい分前に買いに行ってその後、TV番組「秘密のケンミンSHOW」で紹介されました。

〈国見の郷〉 ネットで調べると物産館があると分り、国見の郷(くにみのさと)へ寄りました。世知原茶を始め、地元で採れた野菜・果物・総菜・お菓子・手芸品などを販売。


〈世知原茶、紫たまねぎを購入〉自然豊かな世知原観光を楽しんだ後は、本日の目的地「山暖簾」へ向かいます。〈訪問日2021年6月〉

るるぶ 長崎 ハウステンボス 佐世保 雲仙 '23 (るるぶ情報版地域)
- 出版社/メーカー: ジェイティビィパブリッシング
- 発売日: 2021/12/21
- メディア: ムック
狸山まんじゅう 雲仙市 [長崎の観光]

長崎・島原半島の観光へ出かけた際に以前から寄ってみたい「狸山(たぬきやま)まんじゅう」へ向かいました。場所は雲仙市国見町、百花台公園の近くになります。アクセスは雲仙グリーンロード沿いの「そば幸多比良店」から山道へ進むと分かりやすいと思います。

〈たぬきの暖簾が可愛い〉店舗前や横の駐車場には次々と車が来て、人気の甘味処なのですね。夏場は種類豊富なかき氷がとくに人気のようです。かき氷のメニューは苺みるく・黒糖きなこ・抹茶・ティラミス・ほうじ茶きなこ・みかんマンゴー・パンプキン焦がしキャラメルなど。

店内は和の風情が漂い、カウンターも良い雰囲気。訪れた日は、狸山まんじゅう・かしわ餅・蒸しパンの販売があり、島原の物産品コーナーもありました。

狸山まんじゅう(10個入り450円)、蒸しパン(100円)を買いました。店名にちなんでまんじゅうの包み紙が、たぬき柄のデザインは楽しいですね。蒸しパンは大きく、干しぶどうやカリカリ食感のくるみが入っています。〈利用日2020年9月〉

おまんじゅうの包み紙を開けると、甘酒まんじゅう(たぬきの焼き印)と黒糖まんじゅうが5個ずつ入っています。10個で450円は嬉しい安さです!

甘酒まんじゅうは生地がほのかにお酒の香り、さつま芋餡入り。黒糖まんじゅうは、こし餡が入って、どちらも滑らかな味わいの餡になっています。名前が楽しいので訪れましたが、安くて美味しいので、島原観光の際にはまた寄りたいと思います。

〈島原の特産品コーナー〉 有機栽培の島原茶・しまばら和紅茶・みずほ味噌・百年甘酒・手作り柚子こしょうなどが置かれています。
狸山まんじゅう 長崎県雲仙市国見町多以良戊1380
営業時間 9:00~売切れ次第終了、定休日火曜日

〈百花台公園〉 狸山まんじゅうの近くにある百花台公園に行ってみました。雲仙普賢岳(平成新山)を望むロケーションで、芝生広場・遊戯広場・テニスコート・サッカー場・野鳥の森・県民の森などがあり、広々とした公園です。

〈吊り橋を渡りました〉

広々とした芝生に様々な遊具があり、フリーフォールやローラースライダーなども楽しそうですね。3月下旬から4月上旬頃は桜並木が見頃になり、お花見スポットになるそうです。
水なし本陣 ミニ鳥居 [長崎の観光]

長崎県・島原観光へ出かけて、「道の駅 水なし本陣」へ寄りました。南島原市の国道251号線沿いにあり、敷地内からも雲仙普賢岳が見えて眺めのよいロケーションです。

土産店には島原手延べそうめん・カステラ・かんざらしなど地元の特産品を始め、長崎のお土産が色々と揃っています。食事処では島原の郷土料理「具雑煮」、深江名物のろくべえ(さつまいもの粉を練り込んだ麺)、長崎ちゃんぽんや皿うどんなども味わえます。

〈土石流被災家屋保存公園〉 この周辺は普賢岳の噴火で甚大な被害を被った場所になります。1992年に発生した土石流災害で被災した家屋を保存してあり見学しました。屋根近くまで埋没している姿を見ていると恐ろしくなります。

〈平成新山が見えます〉 噴火から活動終息までの様子を学べる「大火砕流体験館」では、火砕流・土石流の地響きが伝わってくるような体験が出来ます。入館料200円、所要時間9分

〈ミニ鳥居〉 敷地内を散策していると、ミニ鳥居を見つけました!島原半島では雲仙市国見町の淡島神社を参拝したことがありますが、こちらにもあるとは知りませんでした。
.jpg)
大きさが分るように鳥居に並んで立ちましたが、人がやっとくぐれるサイズですね。この後、鳥居くぐりにチャレンジして開運を祈願しました。くぐったミニ鳥居は他にも、大分県九重町の宝八幡宮、熊本県宇土市の粟嶋神社などもあります。〈訪問日2020年1月〉
道の駅 みずなし本陣 長崎県南島原市深江町丁6077
以前の記事では近くにある旧大野木場小学校(火砕流被災校舎)をご紹介しています。
島原半島をドライブしました [長崎の観光]

長崎県の島原半島へ出かけて海沿いをドライブしながら、南島原市口之津町へ。観光スポットは白浜海水浴場・口之津歴史民俗資料館などがあり、イルカウォッチングの船が出ています。

〈南蛮人の像〉口之津は南蛮船来航の歴史が古く、1567年にポルトガル船が入港。優れた港としてそれ以来、南蛮船が幾度も来航して南蛮貿易がたいへん栄えました。この像は当時の南蛮人をイメージして造られて、ボタンを押すと音声で案内が流れます。

〈南島原市口之津港ターミナル〉 2020年3月、口之津港ターミナルが移転しオープンしました。フェリーは口之津港~鬼池港(熊本県天草市)まで約30分の船旅です。以前出かけた天草旅行では鬼池港にも寄りました。


〈緑地公園〉 ターミナルに隣接して公園があり、南蛮船をイメージした大型遊具や可愛いイルカの乗物もあります。お子さま連れにも楽しいスポットですね。

〈フェリーが停船していました〉


〈ターミナルの売店で購入〉 長崎のお土産品が色々とあり、カステラもお土産に喜ばれますね。地元の蒲鉾店が製造している「大筒ちくわ」(200円)をおやつに買いました。プリプリと弾力があり、食べ応えのある太さです。

南島原市の観光マップを見ながら海沿いの道をドライブ。キリシタンにまつわる史跡が点在して、天草の乱で有名な原城跡や日野江城跡の近くを通りました。次は観光マップにのっている「日野江の里 天守閣タワー」に寄ります。

〈さき丸くん〉天守閣の建物はドアが閉まっていました。建物前の像は南島原市北有馬町のシンボル「先踊り」を踊っている「さき丸くん」だそう。先踊りは殿様行列の先頭で舞った歓迎の踊りが発祥と伝わり、約350年の伝統を誇ります。

〈マスク姿の「みそ五郎」〉 南島原市役所(南島原市西有家町)前を通ると、みそ五郎(高さ約4メートル)の像を見つけました。みそ五郎は島原半島の民話に登場する伝説の大男で、心優しく味噌好きだったそう。像は「みそ五郎まつり」のパレードで活躍しているそうです。

〈ちゃんぽん〉遅くなったランチは「GABUGABU Kitchen&cafe(ガブガブキッチン&カフェ)」を利用しました。注文したちゃんぽん(640円・税別)は具がたっぷり入って、かまぼこや天ぷら(魚のすり身)も入っています。スープは長崎ちゃんぽん独特な味わいに感じます。

皿うどん(640円・税別)は太麺または細麺を選ぶことが出来て、家族は細麺で注文。こちらも具がたっぷり、パリパリ麺に餡かけが美味しい。ちゃんぽんも皿うどんも長崎県諫早市の中華料理店「李花(リカ)」というお店が監修しているそうですよ。

〈島原城〉 南島原市をぐるりとドライブして次は島原市を訪れました。島原市は古くから湧き水が豊富で市内には約50ヶ所の湧水源があり、水飲み場も点在。水路には清らかな水が流れ、錦鯉が放流されています。観光スポットの中から島原城周辺を散策しました。

〈イベント〉 普段は立ち入れない夜に天守閣へ登ることが出来る楽しいイベントです。懐中電灯で照らしながら進み、各階ごとに変化するテーマカラーや最上階も見所満載。「島原城夜の陣」は2020年4月4日~2021年3月28日まで、土・日・祝日に開催しています。

〈途中で購入しました〉 「ごまふりかけ」は1918創業の喜代屋さん。南島原市有家町で味噌・醤油・もろみなどを製造販売している老舗です。長崎産のそのぎ茶と島原手延べ素麺がコラボした「そのぎ茶島原手延べ素麺」もお土産に喜ばれました。〈訪問日2020年7月〉

入江商店 極上手延べ麺 島原そうめんの糸 素麺 1500g<50g×30束>
- 出版社/メーカー: 入江商店
- メディア:
南島原食堂に行ってきました [長崎の観光]

長崎県・小浜(おばま)温泉に宿泊し、翌日は南島原市へ向かいました。小浜温泉から車で約25分、塔ノ坂集落(通称とんさか)にある「南島原食堂」が目的地です。廃校となった長野小学校塔ノ原分校を活用して営業されています。
.jpg)
元校庭にはシーソー・ジャングルジム・ブランコなどがあり、当時の面影がたくさん残っています。ブランコそばで、人懐っこいヤギが出迎えてくれました。

〈木の温もり溢れる廊下〉


子どもたちが通っていた頃は賑わっていたのでしょうね。「南島原市が訪れる方の第2のふるさとになりたい」という想いから、スタッフの方が「おかえりなさい」と出迎えてくれます。懐かしさを感じる校舎でいただく料理は、今回も楽しみです。

〈懐かしい教室〉 南島原食堂は日曜日にオープンし、メニューは名物の「おかえりそうめんセット」(1200円)、南島原具雑煮定食・はちりダゴ汁定食・とんさかの豚汁”とんとん汁”定食(各800円)など。口之津港珈琲焙煎所特製コーヒー、自家製甘酒(300円)もあります。

〈南島原具雑煮定食〉 島原の郷土料理「具雑煮」には、白菜・鶏肉・ごぼう・人参・甘く煮付けた揚げの中にも餅が入って具だくさんですね。入っている野菜は集落の畑から、お餅も集落の田んぼから採れたもち米を使っているそうです。


〈つやつやのおにぎり、オリジナルの器〉 おにぎりの海苔は食べる時に巻くのでパリッとしていいですね。具雑煮もお汁粉も優しい味わいで美味しくいただきました。

こちらは以前いただいた「おかえりそうめんセット」です。南島原市の特産品「島原手延べそうめん」を16種類にアレンジして、色々な味が楽しめます。一口サイズなので食べやすく、目でも楽しめる丁寧な盛付けが素敵ですね。

〈手のひらにのる可愛いサイズ〉

土曜日は「とんさか森の楽校給食カフェ」としてオープンし、ごはん(カレーライス)とパン給食(写真)などがあります。それぞれ、楽校施設利用料と合わせて1000円です。給食も良さそうですね、また伺いたいと思います。〈利用日2020年1月〉
南島原食堂(みなみしまばらしょくどう) 長崎県島原市西有家町長野4421
営業時間 毎週日曜日11:00~15:00(OS14:30)、土曜日はとんさか森の楽校給食カフェとして営業、臨時休業あり
詳しい情報は店舗のサイトをご覧ください。

島原手延 そうめん 素麺 島原の細糸 極細 線香巻き木箱入40束
- 出版社/メーカー: 島原手延素麺協同組合
- メディア: その他