佐賀県多久市 多久聖廟 たくせいびょう [伊万里市・多久市周辺の観光&グルメ]
佐賀観光に出かけて、多久(たく)市の観光スポットへ寄りました。多久市は佐賀県の中央部に位置する盆地で自然豊か。史跡も点在して、学問の神様として有名な孔子を祀る「多久聖廟(たくせいびょう)」が有名です。アクセスはJR多久駅から車で約8分の距離になります。
多久聖廟は今から300年以上前、1708年に建てられました。多久4代領主の多久茂文公は多久を治めるためには教育が必要と考え、学問所を建てるとともに”敬”の心を育む目的で多久聖廟を建設しました。建築様式は禅宗様仏堂形式になり、国の重要文化財に指定されています。
敷地内は緑豊かで大きなクスノキ・メタセコイアの木がそびえて、孔子にゆかりがある楷樹(かいじゅ)・杏もあります。参道を散策しながら、駐車場へ戻りました。
〈聖廟展示館、不惑庵(李参平顕彰碑)〉
〈多久市物産館 朋来庵〉
多久聖廟の入口前に建つ多久市物産館には学業のお守りを始め、地元多久の物産品や佐賀のお菓子などがたくさん揃っています。昔懐かしい駄菓子コーナーもあります。
〈孔子煎餅〉
合格祈願えんぴつもご利益がありそうですね!多久聖廟の昭和の大改修まで屋根に使われていた銅板を使ったお守りも人気だそう。
物産館内には手打ちうどん店「麺工房 こうき」があります。うどん・そばのメニューがあり、肉うどん・カレーうどん・えび天そば(各650円)なども良さそう。
〈第1回風祭〉 物産館の広場では2021年7月22日~8月31日まで風祭(かぜまつり)を開催。約500本の風車と30個の風鈴が設置されています。
色とりどりの風車は風が吹くと勢いよく回り、風鈴がチリンチリンと心地好い音色を響かせます。規模は小さいですが、のどかさと涼を感じる風祭は癒されました。
〈お土産にふくろうの置物を購入しました〉
多久市物産館 朋来庵 佐賀県多久市多久町1837-1
第1回風祭は2021年7月22日~8月31日まで、開催時間 9:30~17:00
多久市の観光スポットを紹介した記事は西渓公園(郷土資料館・歴史民俗資料館)、くど造り民家川打家・森家もあります。