数鹿流ケ滝 阿蘇 [阿蘇周辺の観光&グルメ]
熊本県・阿蘇観光へ出かけた際に、2021年3月に完成した新阿蘇大橋(長さ525メートル)を渡りました。橋のたもとに展望所「ヨ・ミュール」が造られていて、ジェラートを販売。施設名の「ヨ・ミュール」は熊本弁で「良く見える」という意味だそう。
旧阿蘇大橋があった付近、国道57号線沿いに自然災害伝承碑が設置されて広い駐車場も整備されています。新大橋の歩道から見えた数鹿流ケ滝(すがるがたき)の展望所が完成しましたので、行ってみることに。駐車場からは約550メートル、歩行者通路を進んで行きます。
2016年熊本地震により崩落した旧阿蘇大橋の橋げたが間近に見えて、自然災害の恐ろしさが伝わってきます。本震で縦長約700メートル、横長約200メートルの斜面崩落が発生。国道57号線やJR豊肥本線も崩落土砂に飲み込まれましたが、復旧工事を経て2020年に開通しました。
景色を眺めながら滝の展望所まで残り230メートルのところまで来ました。この先は階段を進みましたが、スロープの坂道もあります。
〈展望所から眺めました〉数鹿流ケ滝(すがるがたき)は落差約60メートル。滝の名前の由来は平安時代に遡ります。神事「巻狩り」で数頭の鹿が断崖に追い詰められ、渓流に落ちて流されたことから数鹿流ケ滝と呼ばれるようになったそうです。
阿蘇カルデラを流れる黒川に架かり、日本の滝百選に選ばれています。〈訪問日2021年10月〉
数鹿流崩之碑展望所 熊本県阿蘇郡南阿蘇村立野
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