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佐賀県立博物館を見学しました [佐賀市の観光&グルメ]

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佐賀県佐賀市へ出かけて佐嘉(さが)神社の周辺を歩き、佐賀城本丸歴史館へ行った後は佐賀県立博物館・美術館へ。公園と無料駐車場が整備されて見学に便利です。
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美術館を見た後は次は博物館へ。テーマごとの展示室があり、順路に沿って1号展示室の「自然史」から見て行きましょう。佐賀の大地と生き物をテーマに、野鳥や有明海で暮らす生物の標本などが展示されています。
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〈ティラノサウルス〉恐竜といえばティラノサウルスが迫力がありますね。全長は約13メートル、体重は約6トンあったそうです。
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自然豊かな有明海は渡り鳥が数多く訪れています。東よか干潟(佐賀市)と肥前鹿島干潟(鹿島市)は2015年にラムサール条約湿地に登録されました。東よか干潟に行ったことがありますが、たくさんの野鳥・ムツゴロウ・シオマネキなどを見ることが出来ました。
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〈エヒメアヤメ〉佐賀市久保泉町の帯隈山の麓に、えひめあやめ(アヤメ科の多年草)が自生。毎年3月末頃~4月初め頃が見頃になり、以前見に行きました。「えひめあやめ自生南限地帯」として国内の自生地5ヶ所が国の天然記念物に指定され、その1つになっています。
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〈2号展示室〉考古・歴史・美術・工芸をテーマに様々な品を展示。翡翠製勾玉(宇木汲田遺跡・唐津市)はとても質が高く、綺麗な色をしています。
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有田焼は日本で最初の磁器の産地として400年以上の歴史を誇り、17世紀にはヨーロッパなど海外へ輸出されて、高い評価を集めました。
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〈大展示室〉佐賀県内の民俗資料を紹介し、有明海ならではの漁具など珍しい品々も展示。オシイタは干潟の上を滑走するための道具になり、その上に乗ったオシオケは漁獲物を運搬するため道具です。
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〈センスイヨウボウシ〉タイラギ漁に使用する潜水用の帽子になり、オシイタ・オシオケとともに国指定重要有形民俗文化財に登録されています。
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博物館・美術館の周辺も散策しました。遊歩道沿いは緑豊か、ハス池があります。佐賀市内はあちこちに公園が整備されて、シャボン玉公園もよい遊び場になっているようです。
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〈農場の朝〉歩いていると彫刻作品を見かけました。佐賀市出身の彫刻家である古賀忠雄氏の遺作のうち代表的な彫刻作品26点が「古賀忠雄 彫刻の森」(博物館・美術館周辺の野外)に展示されているそう。
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〈団欒〉猫もいて、微笑ましい団らん風景ですね。博物館内にはカフェがあり、モーニングやランチもあるそうですので、次回訪れる際は利用したいと思います。〈訪問日2023年12月〉

佐賀県立博物館 佐賀県佐賀市城内1-15-23
開館時間9:30~18:00、休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始
入館料:無料(有料展示は別に定める金額)




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