長湯温泉 万象の湯 [大分の温泉]
2021年10月の秋休みは大分県・湯布院を観光後、竹田市の長湯温泉(ながゆおんせん)を訪れました。久住山麓に広がるのどかな温泉地で開湯300年以上を誇ります。旅館や温泉施設が点在し、久しぶりに「万象(ばんしょう)の湯」へ。
敷地内には宿泊施設・大浴場・貸切風呂・足湯・顔湯・レストラン、農業倉庫を利用したホールもあります。地元で採れた野菜や地鶏卵などを販売していますので買って帰りました。
〈足湯〉温泉街を流れる芹川沿いに造られた足湯。
〈珍しい顔湯〉
〈大浴場〉内湯の浴槽は2つに仕切られて広めの浴槽は黄褐色のにごり湯。小さな浴槽は冷たい温度の「サイダー水風呂」です。浸かると体に細かい泡がじわっと付きます。年間を通して20℃前後になっており、温かい湯と交互に浸かって長湯を楽しみました。
〈泡が付きました〉
〈大浴場の露天風呂〉露天風呂の横には芹川が流れて、川の向こうにはのどかな田園風景が広がっています。泉質はマグネシウム・ナトリウムー炭酸水素塩泉、源泉温度は49.3℃
〈レストラン〉長湯温泉名物のエノハ(山女魚)のから揚げ、ラーメン隼監修のとんこつラーメン、峠の月光うどん・そば、ガニ湯本舗天風庵特製ガニ湯うどん・そば(脱皮カニ入り)、とり天定食、豊後牛カレー、だんご汁など、色々と揃っています。
〈メニューの一部〉うなぎの蒲焼き一匹丼、翡翠の庄特製「鴨味噌ご飯」、脱皮カニを使ったうどん、豊のしゃもうどんなども美味しそうですね。
〈以前、料庵川瀬美でいただいたエノハのから揚げ、鴨味噌〉万象の湯レストラン営業時間 11:00~15:00、17:00~20:30、定休日 木曜日(変更の場合あり)〈2021年10月〉
長湯歴史温泉伝承館 万象の湯大分県竹田市直入町長湯3264-1
営業時間 10:00~20:30(最終受付20:00)
入浴料金500円、貸切風呂 平日1500円~、土日祝1800円~
次記事は湯治棟(宿泊)と貸切風呂をご紹介いたします。
医者がすすめる温泉療行 大分県竹田市長湯温泉 (サクラムック)
- 出版社/メーカー: 笠倉出版社
- 発売日: 2020/09/28
- メディア: ムック
長湯温泉 クアパーク長湯 [大分の温泉]
大分県竹田市にある長湯温泉(ながゆおんせん)へ出かけました。久住山麓に広がるのどかな温泉地になり、温泉街を流れる芹川沿いには旅館や温泉施設が点在しています。
その中の1つ、「クアパーク長湯」は以前、国民宿舎が建っていた場所になります。木の温かみを感じるモダンな施設になり、クアハウス(温泉棟)・レストラン棟・宿泊棟が造られています。
〈クアハウス〉1階のバーデゾーンは水着着用(レンタルあり)、2階には内湯(水着着用なし)も完備しています。訪れた時は営業を休まれていて、施設を見学させていただきました。
バーデゾーンはゆったりとした広さがあり、全長50メートルの歩行浴・露天風呂・寝湯・低温サウナなどもあります。この日は水を入れてありましたが、温泉を入れると茶褐色のにごり湯に。4本の自家源泉があり、泉質はマグネシウム・ナトリウム‐炭酸水素塩泉
〈露天風呂〉
〈内湯〉続いては男女別の内湯へ。水着用の脱水機が設置してある点はとても便利ですね。
浴槽のふちや床など、温泉成分で染まっています。こちらの浴場は男性用になり、女性用は芹川沿いに面しています。
宿泊棟もよかったらどうぞと案内があり、見学しました。クアハウス近くにコテージタイプの客室(シングル・ツイン)が建ち並び、雰囲気の良い造りですね。
〈コテージタイプの客室〉
室内も木がふんだんに使われて温かみがあり、明るい雰囲気。テーブルは使用しない時は収納出来るため、部屋が広く使えて便利です。
〈客室のお風呂、ロフトへ〉ツインルームにはお風呂が付いています。入浴剤「長湯Hot tab」が用意されていますので利用して、シュワシュワの湯を楽しみましょう。
〈ロフトから眺めました〉全ての客室にウッドデッキが付いている点も魅力。宿のHPを見ると「コテージのお庭でバーベキュー始めました!」と案内があります。バーベキューを楽しんだり、温泉に浸かったり、ゆっくりと寛げそうですね。
〈アメニティなど、長湯Hot tab〉入浴剤の長湯Hot tabは、この後寄った「道の駅ながゆ おんせん市場」でも販売してありました。〈訪問日2021年2月〉
クアパーク長湯 大分県竹田市直入町長湯3041-1
営業時間 バーデゾーン10:00~20:00(最終受付)、内湯10:00~21:00(最終受付)
入浴料金 800円、バーデゾーンは水着着用・レンタル水着(有料)あり
詳しい情報は施設のサイトをご覧ください。
長湯ホットタブ Classic 薬用 Hot Tab 重炭酸入浴剤 中性 90錠 (大分県 長湯温泉) [医薬部外品]
- 出版社/メーカー: 株式会社長湯ホットタブ
- メディア:
長湯温泉を散策しました [大分の温泉]
大分県・長湯温泉(ながゆおんせん)は久住山麓に広がるのどかな温泉地。芹川沿いに旅館や温泉施設が点在しています。2021年10月の秋休みは湯布院観光後、長湯温泉へ。
芹川沿いの「ガニ湯」を訪れました。開放感抜群の露天風呂になり、橋の下に脱衣カゴが用意されています。泉質はマグネシウム・ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩泉
〈湯乃原天満社〉ガニ湯近くの湯乃原天満社を参拝しました。ここ長湯温泉は昔は湯の原温泉と呼ばれていたそう。敷地の一角に飲泉場が設けられています。
〈飲泉場 陽光院薬泉堂〉名前の由来は今から300年ほど前に遡ります。慢性の胃腸病で苦しんでいた陽光院の枕元に薬師如来が現れて、「湯の原に胃腸病によく効く温泉がある」とお告げを。そこで陽光院はここに来て湯治を行ったところ治り、薬師如来を祀ったそうです。
〈丸山公園〉湯乃原天満社のそばに「丸山公園」の看板が出ていますので、行ってみることに。狭い山道を登り、展望所へ到着しました。
〈展望所からの眺め〉 木々の間から長湯温泉の町並みが見えます。春になるとソメイヨシノや山桜が咲く、お花見スポットになるそうです。
〈長湯ダム〉ダムから久住山・大船山・黒岳などを望むことが出来て眺めの良い風景。ダムの畔に建つログハウス(宿泊施設)にずい分前に泊まったことがあり懐かしい。
〈ラムネ温泉〉黒と白のコントラストが印象的な建物は温泉施設「ラムネ温泉」です。以前利用しましたが、露天風呂のぬるい温泉が気持ちよく、体への泡付きがありました。
〈桑畑湧水〉長湯温泉周辺は湧水が豊富ですね。
ポリ容器持参で水を汲みに来られている方も。来る途中に寄った道の駅おづるにも湧水の水汲み場がありました。
〈道の駅ながゆ温泉 おんせん市場〉温泉施設「御前湯」そばにある物産品販売所にも久しぶりに寄りました。地元で採れた野菜・お菓子・総菜など色々と揃っています。
〈入浴剤、炭酸せんぺいも買いました〉
再訪時(2022年8月)は、ミニトマト(アイコ)と、きゅうりも購入。新鮮な野菜が安くていいですね。
〈クアパーク長湯〉川沿いにイルミが輝いているクアパーク長湯温泉は以前、国民宿舎があった場所に造られました。温泉棟は男女別の浴室・水着(レンタル有)で入るバーデーゾーン・サウナなどがあり、コテージタイプの宿泊棟も良い雰囲気。
〈おやつを購入〉 長湯温泉に泊まって20時すぎにアイスを買いに出かけました。温泉街のコンビニは早い時間に営業が終わっていて残念。竹田市街地まで行こうとしたところ、きもと温泉に隣接する商店を見つけました。お店の方に伺うと21時まで営業しているそうです。
きもと温泉は入浴したことがありますが、商店には気が付きませんでした。総菜・お菓子・ドリンクなども置いてあり、長湯温泉のコンビニ的な感じで助かりました。
〈長湯温泉名物 エノハ〉長湯温泉には清流で育ったエノハ(やまめ)料理を提供する宿や飲食店が点在。からっと揚がった唐揚げは丸ごと食べることが出来て美味しいですよ。次記事以降はクアパーク長湯、万象の湯(宿泊)をご紹介いたします。
マグナ1800-500ml(24本) (硬水、ミネラルウォーター、温泉水、長湯温泉, 500ml (24本))
- 出版社/メーカー:
- メディア:
道の駅おづるに寄りました [竹田市周辺の観光&グルメ]
2021年10月の秋休み旅行2日目は大分県・由布院温泉から長湯温泉(竹田市)へ。のどかな風景が広がる県道30号線(庄内久住線)を通り、道沿いの「道の駅おづる」に寄りました。
〈海原神水〉敷地内から湧き出る清水は古くから水田を潤し、大正初期までは酒造りに使われていました。1991年に温泉を掘るためのボーリング調査をしたところ、地下約50メートルで毎分5トンも清水が噴出したそう。サーと水が溢れ出ていて豊富な水量が分かりますね。
1993年には周辺が「海原憩いの場」として整備され、地元の方たちだけでなく遠方からも水を汲みに来る方が増えています。訪れた日も次々と水汲みに来られていました。
〈農産物直売所〉地元で採れた野菜・果物を始め、物産品がたくさん置かれて、水汲み用のペットボトルも販売。
〈いり高菜ご飯、漬物〉
今回は大分特産のかぼす・かぼす七味・手作り黒ごま煎餅を購入しました。かぼす七味は風味が良くて、麺類にも良く合います。黒ごま煎餅も美味しく、良いおやつになりました。
〈竹田丸福 水の駅おづる店〉直売所横はソフトクリームの販売、その隣はから揚げやとり天が人気の「竹田丸福」の支店があります。
〈ぶつ切り定食〉こちらは本店でいただいた「ぶつ切り定食」です。ももやはねを使ったから揚げ、とり天定食・トンカツ定食・しょうが焼き定食・ハンバーグ定食・丸福うどん・ちゃんぽん・カツカレーなどもあります。
〈湧水茶屋〉海原神水そばには出来立ての豆腐や定食などが味わえる食事処があります。店内の席はテーブル席や小上がりの座敷席があり、店舗前にもテーブル席が並んでいます。
お豆富メニューから、揚げたて揚げだし豆富(350円)と、木綿半丁(120円)を注文しました。注文を受けてから揚げられる揚げだし豆富は外側がカリっと、中はふわふわ。
木綿半丁はなめらか、大豆の旨味が分かり甘味も感じます。豆腐専用のかけ醤油はまろやかな味わい。色々な豆富料理が味わえる湧水定食(1,000円)、湧水地鶏うどん・湧水地鶏そば(各600円)、旨辛おぼろ鍋(700円)、牛スジ麻婆豆富(800円)などもあります。
特製味噌と木綿豆腐(220円)、おぼろ豆富出汁醤油(300円)、熱々厚揚げ(340円)、豆乳白湯豆富(380円)などもお手軽です。〈利用日2021年10月〉
道の駅おづる 大分県竹田市直入町下田北1319-1
湧水茶屋 販売7:00~17:00(売切れ次第終了)、店内飲食7:00~15:00、食堂は10:00~14:30、定休日 火曜日
由布院倶楽部に宿泊しました [大分の温泉]
大分県・由布院温泉へ出かけて宿泊は、JR由布院駅から徒歩約5分の「由布院倶楽部」を利用しました。観光に人気の湯の坪街道に近く、便利な立地。
〈ゆったりとしたロビー〉 会員制ホテルなのですが、ビジターでも利用できる宿泊プランがありましたので利用しました。〈宿泊日2021年10月〉
〈利用した和室〉 客室は洋室43室・和室54室あり、和室を予約しました。10畳の広さがあり、広縁付き。バス、洗浄便座付きのトイレも完備しています。
〈部屋菓子は焼やせうま、広縁のテーブルセット〉
〈由布岳側の眺め〉利用した客室は由布岳側でしたので、景色を眺めながら寛ぎました。山の麓はあちこちから湯けむりが上がり、温泉地の風情がありますね。
〈露天風呂〉1階に内湯の大浴場、2階に露天風呂が設けられています。大浴場の浴槽はジャグジーやジェット浴付き、打たせ湯・ミストサウナ・水風呂も。露天風呂は雰囲気の良い岩風呂で、由布岳を眺めながら浸かりました。泉質は単純泉、源泉温度57.4℃
今回は朝食付きプランを予約しましたので、レストランへ。7時~9時30分の間で利用出来ますので、朝ゆっくりしたい方にも便利ですね。私たちは8時に予約しました。
和食膳には身がふっくらとした焼さば・筑前煮・卵焼き・サラダ・明太子など、おかずがたくさん。なめこ入りの味噌汁・ヨーグルト・プチデザートも付いています。盛り付けの見た目も良く、満足の朝食となりました。
ドリンクはトマトジュース・オレンジジュース・牛乳から選ぶことが出来て、スタッフの方が運んでくださいます。セルフサービスの珈琲・カフェラテ・カプチーノなどもあります。
生卵は黄身のオレンジ色が綺麗ですね。コーヒーは客室に持ち帰ってもOKのサービスは嬉しい。カプチーノをいただきながら寛ぎました。
〈売店〉館内に売店があり、大分のお土産品が揃っています。大分特産のかぼすやゆずを使った商品もお土産に喜ばれそうですね。
〈ブッセのゆず一番、地獄プリンサンドクッキー〉ホテルは湯布院観光にとても便利で快適ですので、また利用したいと思います。〈2021年10月〉
〈再訪しました〉2023年4月に宿泊した際はツインルームを利用しました。
テーブル・ソファ・デスクも置かれて、ゆったりとした広さ。部屋菓子は前回と同じ焼やせうまです。
今回は街側の客室を予約しました。写真中央付近は湯の坪街道入口になり、右手には由布岳が見えます。少し寛いだ後は湯の坪街道~金鱗湖まで散策に出発します。
由布院倶楽部 大分県由布市湯布院町川上2952-1
詳しい情報は施設のサイトをご覧ください。
他の記事はJR由布院駅から金鱗湖周辺の散策、新緑の湯布院観光(2023年4月)をご紹介しています。