小浜温泉を散策しました [小浜温泉の観光&グルメ]
長崎県雲仙市、小浜(おばま)温泉は橘湾沿いに旅館が建ち並び、湯煙たなびく温泉地です。山手の雲仙地獄そばに広がる雲仙温泉は山の湯と呼ばれ、小浜温泉は海の湯と言われています。日本一長い足湯「ほっとふっと105」を始め、観光スポットが点在。
「ほっとふっと105」周辺を散策して、国道沿いに建つ「パンと手作りジャムの店 パック」へ寄りました。〈利用日2020年1月〉
店内には焼きたてのパンが並び、カフェスペースも用意。地元特産のじゃがいもを使ったおばま食パン&じゃがブレッド・温泉あんぱん・サンドイッチ・メロンパンなども置かれています。手作りジャムも販売し、色々なフレーバーが揃っています。
〈焼き色が綺麗なクロワッサン、2色のメロンパン〉
〈温泉あんぱん〉 小浜温泉の温泉水を生地に練り込んだ温泉あんぱん(各120円)を買いました。黒あんは甘みが強く、白あんは控えめな甘さ。おやつにもお手頃ですね。
〈とさや酒店〉 パン屋の隣にある酒店には地酒・焼酎・ワインなどの品揃えが良くて、食品も置いてあります。長崎産高菜を使った「きざみたかな漬」もお土産に購入。
〈きざみたかな漬、シャトープラージュ〉 パン屋と酒店が入っているビル2階には、フランス料理「シャトープラージュ」があり、ランチは1980円から。以前、利用したことがありますが、コース料理はとても良かったです。
国道から入った通りも歩いて、長崎銘菓クルスを販売するボンパティ小浜店、湯せんぺいのお店にも寄りました。湯せんぺいを製造販売するお店も色々あって楽しいですね。
小麦粉・卵・砂糖・温泉水を使って作る「湯せんぺい」は素朴なせんべいです。温泉好きとして知られた島原藩第8代藩主の松平忠和公に献上するお菓子として誕生したそう。
〈しゅりけんせんぺいを買いました〉 お土産用には包装したものを買いましたが、自宅用には手軽な湯せんぺいを。形が面白い「しゅりけんせんぺい」は1袋100円とリーズナブル。
〈小浜温泉のお土産〉 この後は長崎銘菓クルスを販売しているボンパティ小浜店へ行って、工場見学&買物を楽しみました。次記事以降は、足湯「ほっとふっと105」、小浜ちゃんぽん「海花亭」、ボンパティ小浜店、宿泊したOYO 小浜温泉 浜観ホテルをご紹介いたします。
川古の大楠 武雄市 [佐賀の観光]
佐賀県武雄市へ出かけて、大楠スポットを巡りました。武雄神社(武雄の大楠)に参拝後、塚崎の大楠を見て、最後は武雄市若木町にある川古(かわこ)の大楠へ。長崎自動車道武雄北方ICからは車で約15分、川古の大楠公園にあり、公園用の駐車場を利用しました。
高さ25メートル、幹まわり21メートル、樹齢は3000年以上と伝わります。大きく枝を張った姿は立派ですね。佐賀県で一番大きな楠になり、全国の巨木ランキング第5位だそう。
樹幹には奈良時代の僧、行基が刻んだと伝わる幹彫りの観音像がありましたが、剥げ落ちたため隣接する観音像に安置されています。〈訪問日2017年3月〉
〈田んぼを手入れ中の案山子〉
公園内には物産品の直売所があり、水車の動力を利用してお米を精米する様子を見学しました。米の温度が上がらないように6時間かけて精米することで、米の旨み成分「デンプン」の変質がほとんどなく、米本来の粘りと旨みが保たれて美味しい「水車米」になります。
直売所では自慢の水車米を始め、地元でとれた新鮮野菜や物産品も販売。公園内の水路を泳いでいる錦鯉のえさも販売していますので、この後餌やりを楽しみました。
〈水車米 さがびより、小城羊羹〉 佐賀県小城市(おぎし)の名物「小城羊羹」もお土産にオススメです。小城羊羹の老舗「村岡総本舗」はお菓子を買いに時々利用しています。
美味しいお茶や漬物のお接待を受けながら一休み。どうもご馳走さまでした。
2022年6月に訪れた際は川沿いに紫陽花が咲いていました。
淡い色の紫陽花が咲いて綺麗ですね。
久しぶりに訪れるとゾンビランドサガのマンホールが設置されています。佐賀県内の各地にゾンビランドサガのマンホールが点在し、人気になっているそうです。〈2022年6月〉
川古の大楠 佐賀県武雄市若木町大字川古7843 川古の大楠公園
前記事までは武雄神社(武雄の大楠)、塚崎の大楠をご紹介しています。
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塚崎の大楠 武雄市 [佐賀の観光]
佐賀県武雄市へ出かけて、武雄神社(武雄の大楠)を参拝した後は、近くにある「塚崎(つかさき)の大楠」へ向かいます。JR武雄温泉駅から車で約5分、武雄市文化会館を目印に行かれると分りやすいと思います。
「塚崎の大楠」の小さな看板があり、雑木林の中に入って行きます。こんなところを進んでいくのという立地ですが、看板から約50メートルですので、すぐに到着しました。
高さ18メートル、幹まわり13.6メートル、枝張り18メートルの大きさ。樹齢は3000年以上と言われています。佐賀県内にある楠の巨木としては川古の大楠(武雄市若木町)に次いで第2位だそう。上部がないのは1963年に落雷にあってしまい、幹の9メートル以上が消失!
根回りがとても大きく、空洞になった中に入ることが出来ました。ぽっかりと開いた根回りは落雷にあったとは思えないほど力強く、パワーを感じます。
〈樹の中から外を眺めました〉
今でも十分大きいですが、落雷の前は素晴らしかったでしょうね。以前から見てみたいと思っていた大楠ですので、訪れることが出来て良かったです。〈訪問日2017年3月〉
塚崎の大楠 佐賀県武雄市武雄町武雄5563-2
以前の記事は蒲生の大楠(鹿児島県・日本一の巨樹)、武雄の大楠、次記事は川古の大楠をご紹介いたします。
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武雄神社を参拝しました [佐賀の観光]
佐賀県武雄市(たけおし)は、かつて長崎街道の宿場町として栄えました。立ち寄りスポットは約1300年の歴史を誇る武雄温泉を始め、武雄の大楠(樹齢3千年の大楠)・御船山楽園・武雄市図書館(蔦屋書店とのコラボ)・佐賀県立宇宙科学館など、人気スポットが点在。
武雄神社はJR武雄温泉駅から車で約5分、御船山の麓に建立されています。参拝者用の駐車場が設けられている点も便利です。心字ノ池~二ノ鳥居~三ノ鳥居(肥前鳥居)~本殿へ。神社の歴史は古く、武雄の氏神社として、また樹齢3千年のご神木を祀る神社として参拝者が訪れています。
〈境内からの眺め〉 武雄市街地側が見晴らせて、すぐ近くには武雄市図書館や武雄市こども図書館が建っています。この後、図書館へ移動してカフェ休憩を楽しみました。
神社から約300メートル、森の中に武雄神社のご神木「武雄の大楠」がそびえています。樹齢約3000年、高さ27メートル、根回り26メートルの巨木です。保護のために近づけないように柵が作られていますので、離れたところから見学しました。
〈絵馬を奉納しました、歩射みくじ〉 毎年2月に行われている「歩射祭」は1200年以上の歴史を誇り、佐賀県内最古の神事です。一般の方も神事が体験出来る「歩射みくじ」が人気。
〈願いを込めて奉射〉 矢を専用の破魔弓で奉射して、みごとに的の輪を通過すれば心願成就!惜しくも外してしまった場合もご安心ください。的を外しても除災招福にご利益があるそうです。放った矢は魔除けとして自宅へ持ち帰りましょう。〈参拝日2017年3月〉
〈夫婦檜〉 寄り添うように並んだ2本の檜は根元が繋がり、上部で再び繋がっています。縁結びのご神木として、縁結び鈴「宝来鈴」が用意されています。
〈鈴緒に宝来鈴を結びました〉 結んだ鈴に願いを込めて優しく鳴らしましょう。久しぶりに武雄神社を参拝して、清々しい気持ちになりました。
武雄神社(たけおじんじゃ) 佐賀県武雄市武雄町武雄5335
旅行情報サイト「LINEトラベルjp」に、御船山楽園と武雄温泉を紹介しています。ご覧いただけると幸いです。
道の駅しろいしへ寄りました [白石町・鹿島市・太良町周辺の観光&グルメ]
佐賀観光に出かけて、「道の駅しろいし」へ寄りました。白石町(しろいしちょう)は、杵島山の麓に白石平野が広がり、雄大な有明海に面しています。観光スポットは歌垣公園・肥前犬山城展望所・縫ノ池・稲佐神社などがあります。
〈特産の蓮根〉道の駅しらいしは佐賀県で9番目の道の駅として2016年に誕生。地元で採れた野菜を始め、物産品が並んでいます。粘土質の土壌で育つ品質の良い「レンコン」、全国2位の生産量を誇る佐賀の「玉ねぎ」、大豆から作る健康食「しろいしてんぺ」などが特産品です。
〈たまねぎドレッシング〉 たまねぎは佐賀県産の生産量の7割近くを白石町で生産。赤たまねぎを使ったドレッシングは色が鮮やかでサラダが映えますね。
〈ファストフードコーナー〉 直売所の一角にファストフード店があり、その前にテーブル席やキッズコーナーが設けられています。
白石町特産のレンコンやたまねぎを使った具だくさんのうどん「道の駅しらいしうどん」(700円)を始め、肉うどん(600円)、ホットドッグ(360円)などもあります。
白石蓮根ウィンナー(200円〉をいただきましたが、プリッとして蓮根のシャキシャキ食感。ピリ辛タイプもあり、直売所では3本入り560円で販売。蓮根を使った商品はパリパリの食感が美味しいレンコンチップスやレンコンむしどらなどもあります。〈利用日2020年1月〉
〈レストラン〉 地元白石産を始め佐賀県の食材がふんだんに使われたメニューが揃っています。メイン料理に追加してライスまたはパン、サラダバー&スープバー、ドリンクをお好みでセットにされても良いでしょう。レストランは展望デッキがあり、寛げそうですよ。
〈再訪しました〉2022年12月に訪れた際は野菜とクッキーなどを買いました。新鮮な野菜が安くていいですね。
クッキーの種類も豊富で、2023年の干支「うさぎ」クッキーもありました。サイズが大きく、デザインも素敵ですよ。〈再訪日2022年12月〉
〈稲佐神社〉 佐賀県の大楠巡りに行った際に、白石町にある「稲佐神社」へ寄りました。
道の駅しろいし 佐賀県杵島郡白石町大字福富下分306番地4
営業時間 9:00~18:00(11月~2月は17:00まで)
定休日 第3水曜日、年末年始
無窮洞を見学しました [長崎の観光]
長崎県佐世保市のハウステンボスへ出かけて、周辺の観光も楽しみました。以前、テレビ番組で紹介された無窮洞(むきゅうどう)が近くにあると分り、向かうことに。国道205号線沿い、無窮洞入口の信号から山手へ入った場所にあり、JRハウステンボス駅から車で約5分の距離です。
無料駐車場が完備してあり、見学も無料です。環境整備や施設の維持管理のための募金箱がありますので、募金をしましょう。受付では係の方が、ご案内しましょうかと感じよく声をかけてくださいました。〈訪問日2019年12月〉
岩壁に施設の名前「無窮洞」と掘られて、中を見学することが出来ます。"無窮”とは、極まりなく無限という意味だそう。それでは中に入ってみましょう。
無窮洞は第2次世界大戦中に、旧宮村国民学校の防空壕として先生と生徒によって掘られた防空壕です。凝灰岩をツルハシなどでくり抜いた主洞(写真)は幅約5メートル、奥行きは約19メートル。思ったより広い空間になっていて、一番奥には教壇が設けられています。
主洞以外にも、副洞(幅約3メートル・奥行き約15メートル)・書類室・食糧庫・炊事場・避難道なども造られています。子どもたちが鍬やツルハシなどで少しずつ掘ったそうですから、大変だったでしょう。1943年から1945年8月15日(終戦の日)まで掘り続けられました。
〈炊事場・避難道〉 裏山に抜けられる避難道(らせん階段)は、通風口としての役目も果たしていました。空襲の際には全校生徒約600人が無窮洞へ避難していたそうです。
入口近くには、子どもたちが掘る様子の石像が建立されています。当時は、わらじを履いていましたがすぐに壊れてしまい、裸足で作業をしていたと係の方から教えていただきました。
無窮洞(旧宮村国民学校地下教室) 長崎県佐世保市城間町3-2
見学時間 9:00~17:00(見学受付は16:30まで)
ちわたや 千綿めろんぱん [長崎の観光]
長崎県東彼杵(ひがしそのぎ)町へ出かけて、Sorriso riso(ソリッソリッソ)周辺を観光しました。Sorriso riso横の坂道を進むと左手に、ヴィンテージな洋服・雑貨・古材などを販売するGONUTS(ゴーナッツ)、右手にフレンチレストランのLittle Leo(リトルレオ)があります。
坂道をあがって行くと、自家製酵母パン「ちわたや」に到着。坂の下にあるSorriso risoから歩いて約2分ほどの距離になります。共同駐車場がありますので千綿エリア観光に便利。
ちわたやは古民家をリノベーションして、2017年にオープン。庭も広くて立派な佇まいですね。お店がある千綿エリアは移住して来られて開業される方が多く、ちわたやさんのご夫妻も他県から移住して来られて、ベーカリーをオープンされたそうです。
店内には木製の陳列棚があり、光が反射して見えにくいですが、10種類以上のパンが並んでいます。材料にとてもこだわってあり、自家製果物酵母を始め、有機小麦(熊本県産)、菜種油を精製した白絞油、洗双糖(鹿児島県産)、ゲランドの塩(フランス産)などを使用。
千綿めろんぱんが人気と伺い、プレーン(200円)と抹茶(250円)を購入しました。手のひらサイズで可愛く、素朴な味のめろんぱんですね。地元の「そのぎ茶」を使った抹茶は、お茶の風味が効いて渋みを感じます。他にもチョコ(230円)や紫芋(250円)などがあります。
季節のジャムや、セレクトした食品なども置かれています。そのぎ茶やほうじ茶を使った、そのぎ抹茶バター・ホウジ茶バターはお土産にも喜ばれそうですね。オーガニックのマスタードやトマトケチャップなども良さそう。〈利用日2019年12月〉
〈パンをお土産に買いました、ソリッソリッソ〉
自家製酵母パン ちわたや 長崎県東彼杵郡東彼杵町瀬戸郷1221
営業時間 11:00~16:00(売切れ次第終了)、店休日 火・水曜日
東彼杵町観光では道の駅彼杵の荘、歴史公園 彼杵の荘、JR千綿駅、Sorriso riso(ソリッソリッソ)をご紹介しています。
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ソリッソリッソ 千綿観光 [長崎の観光]
長崎県東彼杵(ひがしそのぎ)町の「道の駅彼杵の荘」でランチ後は、大村市方面へ。向かう途中、国道34号線沿いで気になる倉庫を見かけて、何のお店かなぁと思い寄りました。東彼杵町営バス「瀬戸」バス停そばに建ち、JR千綿駅から車で約3分の場所です。
千綿農協の米倉庫として長年使用された建物をリノベーションして、2015年に集合型店舗「Sorriso riso(ソリッソリッソ)千綿第三瀬戸米倉庫」がオープンしました。店名はイタリア語で「微笑みの米」という意味だそう。〈訪問日2019年12月〉
中に入るとオシャレなコーヒースタンド「Tsubame Coffee(ツバメコーヒー)」が営業。ロフトには大村湾を望めるテーブル席があります。多彩なカフェメニューが揃い、オーガニックのチョコレートも販売。2020年1月には茶葉販売の「くじらの髭」がオープンしました。
〈駄菓子も販売〉一角に「ダガシノフルカワ」コーナーがあり、昔懐かしい駄菓子を20種類ほど販売。ココアシガレット・ラムネ・ジューC・ミルキーなども懐かしいお菓子です。子どもに戻った気分でどれを買おうかなぁと楽しくなりますね!
今回は、あたり前田のクリケット・チョコケーキ・雀の卵(豆菓子)を購入しました。おやつにちょうど良い食べきりサイズなのもいいですね。お店は千綿エリアの情報発信や交流の場になっていて、千綿へ移住してお店を開く方が増えているそうです。
お店横の坂道をのぼっていくと、他にも数店舗があります。Sorriso riso前は共同駐車場になっていますので、歩いてお店を見てまわりました。
〈GONUTS(ゴーナッツ)〉 資材倉庫をリノベーションして、ヴィンテージな洋服や雑貨、古材なども販売。店内を見せていただきましたが、アンティークな内装も手掛けられたそう。楽しい仕掛けがある造りになっていて、遊び心あふれるアンティークショップです。
Sorriso risoの裏手、左側がGONUTS。こちらに移転する前はSorriso risoの中にお店があったそうです。続いては右手に建つ古民家をリノベーションしたレストランへ。裏側から行きましたが、国道側からもお店に行くことが出来ます。
〈Little Leo(リトルレオ)〉 入口の黄色い扉が明るくて、入口脇にはレトロな足踏みミシンが置かれています。お店はフレンチレストランになり、2019年3月にオープン。訪れた日のランチメニュー「ポークの赤ワイン煮ボルドレーズ」も良さそうでした。
坂道を登って、自家製酵母パン「ちわたや」にも行きました。こちらのお店も他県から移住して来られて、開業されたそうです。次記事ではちわたやをご紹介いたします。
Sorriso riso(ソリッソリッソ)千綿第三瀬戸米倉庫 長崎県東彼杵郡東彼杵町瀬戸郷1303-1
営業時間 10:00~19:00、定休日 水曜日・第2火曜日
以前の記事では道の駅彼杵の荘、歴史公園 彼杵の荘、JR千綿駅、魚雷発射試験場跡をご紹介しています。
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片島魚雷発射試験場跡を見学しました [長崎の観光]
長崎県佐世保市のハウステンボスへ出かけた際に周辺の観光へ。川棚町にある「長崎県立大村湾自然公園」の展望所から見えた片島に、魚雷発射試験場跡があると知り、行ってみました。JR川棚駅から車で約10分、JRハウステンボス駅からは車で約15分の距離になります。
片島公園として整備された場所には、かつて魚雷発射の試験場(1918年開設)がありました。現在は空気圧縮ポンプ室(写真)・魚雷発射場・貯水槽・運搬用のレール・観測所など、戦争遺跡が残っています。公園そばに駐車場が整備されて、観光にも便利ですね。
〈空気圧縮ポンプ室跡の内部〉 屋根がなくなった建物内には、樹木が力強く枝を広げて印象的な感じです。建物は映画のロケなどで使うと良さそうと思ったところ、すでにアニメ映画「バケモノの子」やロックバンドのミュージックビデオのロケ地になっていました。
〈油庫跡、坂をのぼり次のスポットへ〉 油庫跡は小さな建物で、絵本「三匹のこぶた」に出てくる可愛いレンガの家を連想します。〈訪問日2019年12月〉
〈貯水槽跡〉 このプール(貯水槽)では組み立てた魚雷の水密性と平行が確認されていたそう。大きさが分るように中に立ちましたが、かなり大きい貯水槽ですね。この後は高台へ進んで観測所跡へ向かいましたが、草が生い茂った道が続きそうでしたので引き返しました。
最後は魚雷発射場跡へ向かいます。運搬用のレール跡が残る突堤の先には、高さ3メートルほどの魚雷発射場跡があり、レンガ積みの塔が印象的です。立入禁止の案内はなかったので進みましたが、崩れ落ちている場所もあり、注意しながら見学しました。
〈魚雷発射場跡〉 左手に見える建物は海上にある「探信儀領収試験場跡」です。当時は島と建物の間に桟橋が架かっていたそうですが消失し、向かう道も崩落のため立入禁止になっています。
〈魚雷発射場跡の内部〉
近寄れなかった探信儀領収試験場跡がここからも見えました。初めて訪れた片島ですが、貴重な遺構を見学出来て良かったと思います。
〈対岸の神社〉 対岸の大崎半島に神社が見えます。神社へ向かう道が見えないため、潮がひいた時に道が現れるのかは分りません。船で参拝するのかもしれませんね。
〈大崎半島側からの眺め〉 片島の中央付近が魚雷発射場跡や空気圧縮ポンプ室跡、右端が探信儀領収試験場跡です。島の入口には「BUCO cafe(ブーコカフェ)」(土日祝営業)があり、食事や喫茶が楽しめます。ドリンクの片島ブルーや夕焼けオレンジも良さそうですよ。
片島片島魚雷発射試験場跡 長崎県東彼杵郡川棚町三越郷
前記事は大崎くじゃく園、次記事は千綿エリアのカフェ・アンティークショップ・レストラン、ちわたパンなどをご紹介いたします。
大崎くじゃく園 [長崎の観光]
長崎観光へ出かけて、川棚町にある「長崎県立大村湾自然公園」へ向かいました。JR川棚駅から車で約15分。自然豊かな大崎半島には大崎海水浴場・キャンプ場・くじゃく園・国民宿舎くじゃく荘・しおさいの湯(温泉施設)などがあり、雄大な大村湾が広がっています。
〈くじゃくドーム〉その中にある「くじゃく園」は約200羽のインド孔雀を始め、フラミンゴ・リス・うさぎ・カモ・ポニーなどの動物が飼育されています。敷地内には桜・藤・菖蒲・紫陽花なども植えられて、四季折々のお花見スポットとしても人気のようです。
〈白孔雀もいます〉 今から約60年前、日印親善を祈念してインド孔雀が贈られて1963年に開園したくじゃく園。餌の販売があり、パクっと美味しそうに食べていました。
くじゃくと言えば飾り羽を大きく開いた姿が立派ですね!扇状に羽を広げる様子は求愛行動で、3月~6月が羽を広げるシーズンだそう。頭や胸も藍色に輝いて綺麗なくじゃくです。
〈フラミンゴ〉 園内を少し見て回り、フラミンゴがいるケージにも入りました。フラミンゴは南アメリカ・インド・アフリカなどに5種類が分布しているそうです。
〈リス〉 フラミンゴ隣にはリスが数匹暮らしています。落ち葉の上をすばしっこく走り回り、なかなか写真が撮れませんが、餌を食べる時は大人しいですね。こちらでも餌の販売がありますので、リスたちのもぐもぐタイムを観察しましょう。
〈ポニー広場〉
〈うさぎ、象型の滑り台〉 園内にはアスレチック遊具、バッテリーカー(1回100円)、1周600メートルのゴーカート(1周300円)、展望所などもあります。入園無料ですので気軽に立ち寄れて、楽しい散策でした。〈訪問日2019年12月〉
〈公園手前にある展望所〉 以前訪れた時には気が付きませんでしたが、眺めの良い展望所があります。写真中央の「片島」には、1918年に設置された魚雷発射の試験場・レンガ積みの塔・クレーンの基礎台などが残っているそう。気になって、この後訪れました。
〈川棚大崎温泉 しおさいの湯〉 近くの温泉施設「しおさいの湯」へ寄り、足湯(無料)で休憩。以前大浴場を利用しましたが、大村湾を一望出来て眺めの良いお風呂でした。
長崎県立大村湾自然公園 大崎くじゃく園 長崎県東彼杵郡川棚町小串郷
開園時間 9:00~17:00、入園は無料
次記事以降は、片島魚雷発射場跡、千綿エリアのカフェ・アンティークショップ・レストラン、ちわたパンなどをご紹介いたします。
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